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政治家の妻でベストセラー絵本作家となった陽子と、天涯孤独の新聞記者・晴美。
境遇は似ているのに、選んだ道と積み重ねてきた感情の差が、真実に近づくほど痛々しく立ち上がります。 
「人は生まれた環境で決まるのではなく、その後どう生きるかで変わる」というテーマが、
ミステリーの枠を超えてじんわり伝わってきて、読後には二人のこれからを静かに祈りたくなる一冊でした。
政治家の妻であり、息子のために描いた絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実を公表しろ」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は…。絵本『あおぞらリボン』(作・みなとかなえ、絵・すやまゆうか)を特別収録。
政治家の妻でベストセラー絵本作家となった陽子と、天涯孤独の新聞記者・晴美。
境遇は似ているのに、選んだ道と積み重ねてきた感情の差が、真実に近づくほど痛々しく立ち上がります。 
「人は生まれた環境で決まるのではなく、その後どう生きるかで変わる」というテーマが、
ミステリーの枠を超えてじんわり伝わってきて、読後には二人のこれからを静かに祈りたくなる一冊でした。