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可愛らしい絵のイメージから、ほんわかした癒やしのお話を想像していたら、意外にもヘビーな内容で驚きました。
主人公のピーターは、可愛い顔してかなりのやんちゃ坊主。「してはいけない」と言われるほどやりたくなってしまうのは、まさに子どもの性ですね。
特に恐怖を感じたのは、追いかけてくるマクレガーおじさんの描写です。靴の底には鋲が……!たとえ踏まれないとわかっていても、逃げるピーターの視点になると生きた心地がしません。「肉のパイにされる前にボロボロにされてしまう!」と、手に汗握る展開でした。
命からがら逃げ帰ったものの、体調を崩してしまって夕飯も食べられないピーターの姿は、あまりにも悲惨で……。可愛い絵本の中に、「親の言うことはちゃんと聞きましょう」という切実な教訓がこれでもかと詰め込まれている気がします。
他の動物たちが主役のお話も、実はもっとシビアな展開が待っているのでしょうか。ビアトリクス・ポターが描く、美しくも厳しい自然界の物語をもっと覗いてみたくなりました。















