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混迷を極める三巻です。
この物語があと一冊でどんな収束を見せるのかまったくわからなくなってきます。
ただ理不尽なこの世界のことを知りたかった二人は、それを取り巻くたくさんの人々は、はたまたこの世界は幸せになれるのか。
ついに首都の結界が破られた。天然の火を携えて、首都へ侵入する〈蜘蛛〉。人々に恐怖が訪れる中、煌四は自ら開発した打ち上げ機が〈蜘蛛〉を殺戮するさまを目の当たりにする。
燃え上がる地上に降り立つ、白く光る少女〈揺るる火〉のまなざし。「…もう十分に死んでしまったのに。まだ殺し合いをする」。
水に棲み、なまぐさい息を吐く、人ではなくなったものたち。そして姫神の”依巫”として、神族に連れ去られた綺羅の運命はーー? 怒涛のシリーズ第三弾。
混迷を極める三巻です。
この物語があと一冊でどんな収束を見せるのかまったくわからなくなってきます。
ただ理不尽なこの世界のことを知りたかった二人は、それを取り巻くたくさんの人々は、はたまたこの世界は幸せになれるのか。