読書で涙活と推理を両方満足できる本です。
さらに、怖い!夜に寝る前に読むとちょっと怖くて、寝るときに電気消せない…。読破後は、何とも言えない、もの悲しさが残ります。
(以下、ネタバレです)
踏切で撮影された心霊写真。その踏切では不可解な電車停止が相次いだ。
読者からの投稿をもとに、心霊現象の取材を始めた雑誌記者が、辿り着いた
真実は…。
幽霊の正体も終わり方も涙を誘うものでしたが、雑誌記者の奥さんを思う気持ちが、これまた切なくて、読破後にはその部分が大きく心に残りました。
ホラーの要素がなかなか怖くて、秀逸な作品。心霊番組を見ているような感覚になる面白い作品でした。
背筋を寒くしながら、「こたつ」でも読むものいいかも!