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2024年12月に公開された『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の原作小説です。
いつも通りの日常が送られる中、諸泉尊奈門と決闘をした土井先生がいなくなってしまいます。
土井先生の行方を探し求める内に、ドクタケ忍者隊に優秀な軍師が加わったという話が浮上して…?という流れです。
映画を観た後で読むと、この小説を「忍たま乱太郎」らしくアレンジしたものが劇場版だったのだなとよくわかります。
特に六年生が関わる途中の展開は劇場版と大きく違い、小説は小説でとても楽しめました。
専門用語にはしっかり脚注もあるので、落第忍者乱太郎(落乱)好きなら子供から大人まで幅広い世代が満足できる作品だと思います。
ほんのりシリアスではありますが、そこまで心臓に悪い感じではないはずです。
いつもと少し違った落乱世界を堪能したい方におすすめ。