『いまの きもちは どんないろ?』は、うれしいとき、かなしいとき、どきどきするとき…心の中の気持ちを「色」で表す絵本。青や赤、黄色など、色と感情がリンクすることで、子どもが自分の気持ちを自然に言葉にしやすくなります。えがしらみちこさんのやさしい色づかいと柔らかな絵が、読み手の心をほっと包み込み、「いまのわたしの色はなにかな?」と考えるきっかけに。親子の会話が広がり、感情理解を育ててくれる一冊です。
■子どもの心の声をひきだす絵本
自分の感情をうまくことばにできない子どもたち。どんなふうに問いかけたら心の声にそっと寄り添うことができるのか、真剣に考えました。
スクールカウンセラー、保育士、小学校教諭・・・
子どもたちと接する人たちの声が続々!
保健室にくる子どもたちは、気持ちをうまく言葉にできずに友人とトラブルになったり、体調を崩してしまったりということもあります。そんな子どもたちが自分を表現する一つの手段になると思いました。(小学校養護教諭)
担任する一年生に読み聞かせました。子どもたちそれぞれが、自分の悲しかった出来事を思い返したり、気持ちの色を考えたりして聞いていました。「みどり!」などとつぶやく子も。自分のことととらえて考えながら聞きやすい絵本なのだと感じます。(小学校教諭)
子どもたちにとってとらえどころがない「気持ち」を色やかたちで示していること。同じ出来事でもとらえ方が人によって違うこと。周りの人に伝えたりわけ合ったりすることもできること。わかりやすく描かれています。気持ちについて考える第一歩として良い本だと思います。(スクールカウンセラー)
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