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「すき」と「にがて」は誰にでもあって、それぞれが大事な個性なんだと気づかせてくれる絵本。やさしい絵とシンプルな言葉で描かれているので、小さな子どもにもすっと届きます。親子で「自分はこれが好き」「ちょっと苦手かも」と話し合いながら読むと、自己理解や他者への思いやりが自然に育まれる一冊です。
ぼくはスポーツがだいすきだけど、みんなの前で発表するのはにがて。そんなときはりんちゃんがいっしょに発表してくれる。でも、りんちゃんは動物がにがて。そんなときはけんちゃんがてつだってくれる。けんちゃんはうたうのがにがてだけど、ソフィアちゃんのそばでうたえば大丈夫……
そんな風にしてクラスの友だち、家族、町の人や、世界じゅうの人とも、「ぼく」はつながっています。
誰にでも好きなこともあれば、苦手なこともある。それぞれに違っているからこそ、人々が支えあい、つながりあうことができます。「にがてなこと」があっていい。多様な人々が共生をめざすこれからの社会を生きる子どもたちに、自分を認め他者を認め、支えあうことの素敵さを伝える絵本です。
「すき」と「にがて」は誰にでもあって、それぞれが大事な個性なんだと気づかせてくれる絵本。やさしい絵とシンプルな言葉で描かれているので、小さな子どもにもすっと届きます。親子で「自分はこれが好き」「ちょっと苦手かも」と話し合いながら読むと、自己理解や他者への思いやりが自然に育まれる一冊です。