本屋大賞を受賞したことをきっかけに
読んでみました。
主人公は滋賀県大津市に住む成瀬あかり。
いろいろなことに興味関心を持ち
成瀬は人生を通じて、達成したいことや
やりたいことがたくさんある女の子。
やりたいと言ったと思ったらすぐに行動する
フットワークの軽さに唖然としてしまいました。
読みながら最も印象に残ったことは、
成瀬あかり氏と私では
「うまくいかなかったこと」の捉え方が違うということです。
「花が咲かなかった(うまくいかなかったこと)」も「肥やし(成長)」に
なるのだと考えれば、失敗もマイナスなことではない。
わかる、わかるんだけど実践しようとすると難しいのが正直なところ。
まぁでも、時には好奇心と興味だけで突っ走ってみてもいいのかもしれないと思いました。
成瀬あかり氏の我が道をいく行動力と
成瀬あかり氏を支える周囲のあたたかな雰囲気が絶妙です。
何かに挑戦したいけど、失敗したくない、否定されたくないと思って
立ち止まっている方の背中を押す1冊になると思います。