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「パンダ なりきりたいそう」の読書感想文をご紹介します。
いりやま さとしさんの描くパンダくんの、のんびりとした姿と、なりたいものを見つける可愛らしい冒険に心が温まりました。
笹の葉をむしゃむしゃ食べる様子や、木から落ちてしまうドジなところも、どこか憎めません。
絵本全体の色使いが優しく、パンダくんのふわふわとした毛並みや、森の緑が丁寧に描かれており、見ているだけで癒されます。
様々な動物になりきろうとするパンダくんの豊かな想像力には、子どもたちの好奇心を刺激する力があると感じました。
特に印象的だったのは、最後に「やっぱり、パンダがいちばん!」と気づく場面です。
色々な経験を通して、自分の好きなもの、自分らしさを見つけることの大切さを教えてくれる、そんな温かいメッセージが込められているように感じました。
この絵本は、読み聞かせにもぴったりだと思います。
パンダくんの可愛らしい動きや表情を真似しながら、親子で一緒に楽しめる素敵な一冊です。