ありがとう
0
『娘を奪われたあの日から 名古屋闇サイト殺人事件・遺族の12年』の読書感想文をご紹介します。
本書を読み、深い悲しみと怒り、そして絶望の中から立ち上がる遺族の強さに胸を打たれました。
突然理不尽に命を奪われた娘さんのご無念はいかばかりだったでしょうか。
加害者への憎しみ、裁判での苦悩、そして尽きることのない喪失感。
筆舌に尽くしがたい経験をされた遺族の、悲しみと向き合いながらも、犯罪被害者支援や司法制度の改善に尽力される姿には、ただただ頭が下がるばかりです。
この本は、犯罪被害者とその家族が直面する現実を浮き彫りにし、私たちに多くの問いを投げかけています。
犯罪がもたらす深い傷と、そこから立ち直ろうとする人々の姿を知る上で、非常に重要な一冊だと感じました。