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西修先生のリズミカルで面白い話と宇佐崎 しろ先生の繊細ながら力強いイラストが好きで、発売前からこの漫画は面白いだろうと期待していました。
いざ読んでみたら、主人公イチの野生児っぷりに笑い、後にイチの師匠となるデスカラスの自己肯定感の高さと自由人なところに笑い、野生児と自由人に振り回されながら一生懸命なクムギに癒やされました。
このマンガで印象に残っているのはイチの『死対死』の考え方です。殺意を向けられるまで殺意を向けてはならないという考え方です。とある回でイチは友人から殺意を向けられるのですが、その殺意には事情がありイチは生まれて初めて殺意に殺意で返さなかったのです。この話に私は涙ぐみました。
イチたちが成長していく姿、友情が育まれるのをこれからも見守っていきたいと思います。あとデフォルトされた顔が可愛いです