傷ついた人々が互いに支え合いながら再生を目指す物語です。登場人物の深い孤独や痛みが丁寧に描かれており、その中で見つける小さな希望や愛情が心に響きます。重くなりがちなテーマを繊細かつ温かく表現し、生きる意味を問いかける感動作でした。
不思議なお話。何かすごい事件が起きるわけではなく、圧倒的なヒーローやヒロインがいるわけでもない。小さな謎が過ごしずつ紡がれて、その先が気になっていく。物語から、静かで温かい音楽が聞こえてくるような気がした。
2012年本屋大賞第3位!!
18世紀、水の都ヴェネツィア。
ゴンドラが運んでいくのは、
秘めた恋とかけがけのない友情ーー
生への限りない祝福に満ちた感動作!
18世紀ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、
孤児たちを養育するピエタ慈善院で、〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。
ある日教え子エミーリアのもとに恩師の訃報が届くーー
史実を基に、女性たちの交流と絆を瑞々しく描きだした傑作。
大島真寿美(おおしま・ますみ)
1962年、名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で第74回文學界新人賞受賞。
著書に『戦友の恋』『ビターシュガー』『羽の音』『やがて目覚めない朝が来る』『ゼラニウムの庭』『三月』などがある。
傷ついた人々が互いに支え合いながら再生を目指す物語です。登場人物の深い孤独や痛みが丁寧に描かれており、その中で見つける小さな希望や愛情が心に響きます。重くなりがちなテーマを繊細かつ温かく表現し、生きる意味を問いかける感動作でした。
不思議なお話。何かすごい事件が起きるわけではなく、圧倒的なヒーローやヒロインがいるわけでもない。小さな謎が過ごしずつ紡がれて、その先が気になっていく。物語から、静かで温かい音楽が聞こえてくるような気がした。