ありがとう
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『世界でいちばんおいしいお米とごはんの本』を拝読し、お米に対する認識が大きく変わりました。
澁谷梨絵さんの愛情深い筆致で語られるお米の多様性には驚かされます。
銘柄ごとの個性はもちろん、炊き方一つでここまで味わいが変わるのかと、目から鱗が落ちるようでした。
特に印象的だったのは、お米の風味を最大限に引き出すための、具体的な炊飯方法の解説です。
水の量や浸水時間、蒸らし方など、細部にわたるこだわりが、読むほどに「早く自分でも試してみたい」という気持ちを掻き立てられました。
この本は、単なるレシピ集ではなく、お米という素材が持つ奥深さ、そしてそれを育み、いただくことへの感謝の気持ちを教えてくれます。
今日から、我が家のご飯がより一層おいしく、豊かなものになる予感がします。