盛山晋太郎さんらしい“切れ味の鋭いツッコミ”が、そのまま文章になった一冊でした。
お笑いの舞台で見せる怒涛のワードセンスやテンポ感が、エッセイという形でも全く失われておらず、読むと自然と脳内で盛山さんの声とリズムが再生されます。
内容としては、日常の理不尽や小さな違和感を鋭く拾い上げて“しばきたい”気持ちを笑いに変えるのが最大の魅力。怒りを直接ぶつけるのではなく、言葉に翻訳して「こんな角度からツッコむのか!」という爽快さを生み出す技術は見事です。
同時に、ただの毒舌や愚痴ではなく、人間への愛や観察力が根底にあるのも良いところ。
「しばきたい」と言いながら、対象を憎んでいるわけではなく、むしろ人間らしい可笑しさとして捉えている。だからこそ、読み手は嫌な気分にならず、むしろスカッと笑えるのだと思います。
小説幻冬で連載されてた時に読んでいて、エッセイ本が発売されるのを楽しみにしていたので、即購入!!
やっぱりおもしろい!声に出して笑いながら読みました。
タクシーの運転手さんとの喧嘩…最高!!
盛山さんにはエッセイ綴り続けてほしいな。













