平岡葵氏の『きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記』の読書感想文をご紹介します。
カルト宗教にハマった親、障害を持つ弟、そして著者自身の壮絶な40年が克明に綴られており、読む手が止まりませんでした。
著者の置かれた環境は、想像を絶するものでした。
しかし、その中でも必死に生き抜こうとする著者の姿に、強い感動を覚えました。
困難な状況下で、ユーモアを交えながら綴られた文章は希望を与えてくれます。
この本は、単なる家族の物語にとどまらず、社会問題としての「きょうだい児」の存在、そしてカルト宗教の恐ろしさを浮き彫りにしています。
また、この本を読むことで、家族の絆や、人間の強さについて深く考えさせられました。
どんな状況でも、諦めずに生き抜くことの大切さを教えてくれた一冊だと思います。