韓国と日本、なぜ祖国は二つあるのか。なぜ絵画や彫刻、造形、映像という形式で表現するのか。複数の問いを抱えながら創作活動をつづける作家たちの内面に深く共感し、作品を収集し、各地の美術館に寄贈しつづけた在日コリアン2世が紹介する作家たちの作品や素顔。
まえがき
序 韓国と日本・私の二つの祖国ーー昨日と今日 そして明日
悲運の画家・ソウ良奎(1928〜不詳)
祈りと求道の芸術家・全和凰(1909〜1996)
韓国人の故郷・姜鳳奎(1935〜2021)
「湖畔のほとりから」・郭仁植(1919〜1988)
一筋の光を残して・文承根(1949〜1982)
天国と地獄とその中間の絵画・呉日(1939〜2014)
病状六尺・孫雅由(1949〜2002)
“自画像”に1世の魂・宋英玉(1917〜1999)画伯を悼む
余白の芸術、李禹煥(1936〜)展に寄せて
「無意味の意味」郭徳俊(1937〜2025)展に寄せて
高三権(1935〜2015)「一道」展によせて
伝説の舞姫・崔承喜(1911〜1969)
天上の弦、在日の虹・陳昌鉉(1929〜2012)
木地山こけし・阿部平四郎(1925〜2013)
追想・呉承潤(1939〜2006)画伯
「流れのままに」悲運の王妃・李方子(1901〜1989)
現代美術家・金珠映(1948〜)
木刻連作版画『花岡ものがたり』
河正雄コレクション ベン・シャーン展に寄せて
「桐塑人形の世界」人形作家・市橋とし子(1907〜2000)
「木版画と南蛮焼」陶芸家・中川伊作(1899〜2000)
ゴッホに憧れて
白岩焼和兵衛窯・渡邊敏明(1950〜)
金石出(1949〜)画伯の画業
芸術は人なり・朴栖甫(1931〜2023)画伯を偲ぶ
姜テツ洙(1951〜2014)画伯追慕「未完の夢」展に寄せて
河明求(1983〜)芸術の高みに期待する
人形の世界は平和の象徴・張順玉(1956〜)
祈願の形象・朴炳熙(1948〜2019)
コレクションの意味とメセナ
あとがき
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