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国名シリーズの中では一番お気に入り。火村のニヒリズムとヒューマニズムが魅力的な配分で描写され、夫婦漫才を思わせるアリスとの阿吽の呼吸にニヤニヤが止まりません。「ジャバウォッキー」の言葉遊びもワクワクしました。
資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。日本中に大パニックを起こそうとする“怪物”「ジャバウォッキー」。巧妙に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵を描いた「完璧な遺書」-おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが活躍する傑作ミステリ全六篇。待望の国名シリーズ第4弾。
国名シリーズの中では一番お気に入り。火村のニヒリズムとヒューマニズムが魅力的な配分で描写され、夫婦漫才を思わせるアリスとの阿吽の呼吸にニヤニヤが止まりません。「ジャバウォッキー」の言葉遊びもワクワクしました。