『ようじゅつがっこう うみの じゅつだめし』は、魔法の力を学ぶ子どもたちが、今度は「海」を舞台に試練に挑む物語。にぎやかな仲間とともに、海の生きものや不思議な世界が登場し、ページをめくるたびにワクワクが広がります。呪文やアイテムなどの細かい描写が楽しく、まるで自分もようじゅつがっこうの一員になったような気分に。友情や勇気を感じられる展開で、読後にはちょっと誇らしい気持ちになれる一冊。冒険好きな子どもにぴったりの絵本です。
カッパのお皿を頭にのせて いざドボン!
海の中でも
じょうずに ようじゅつ じょうたつして
りゅうぐうじょうまで いけるかな
妖術学校の臨海学校は竜宮城までのダイビング。
河童のお皿を頭にのせて乙姫様の好物のキュウリを届けに行きます。
途中の難所、コンブの林や、アメフラシの煙幕、ウニの洞窟、イソギンチャクの森も
いぬまるポチぶくろの「いぬふうしゃ」
うずまきの「なるとまき」
べんてんクモのじょうの「あやとりのじゅつ」
すみぞめさくらこの「さくらふぶき」
カレーのすけの「ヒリヒリとうがらし」
など得意の術をくりだして力を合わせて進みます!
前作「ようじゅつがっこうのかけくらべ」の続編です
「作者のことば」より
約二十年前、「秋の行事の設定でお話を描いてください」と依頼を受け出来上がったのが『てんぐやまのかけくらべ』という月刊絵本でした。それが一昨年、題名を『ようじゅつがっこうのかけくらべ』と変え単行本になり、さらに今回第二弾『ようじゅつがっこう うみのじゅつだめし』が刊行されることになって嬉しい限りです。年月の経過によって絵の表現には変化があるかもしれませんが、登場人物のキャラクターは当時のまま、今回も得意の術をくりだしてあばれまわってくれました。
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