美術館や博物館で働きたくなる本10選

美術館や博物館の舞台にした小説や漫画は、そのサイレントな雰囲気と裏側のドラマが魅力的ですよね。そんな中で今回は、働きたくなるような作品10選をピックアップしました。様々なエキスパートたちの共同作業や、知られざる美術品の秘密、それぞれの展示品が秘める物語など、魅了する要素がたくさん詰まっています。実は美術館や博物館の仕事って、一見すると一筋縄ではいかない繊細で多岐にわたるんですよ。そんな彼らの世界に少しだけ足を踏み入れてみませんか。それぞれの作品が、あなたの新たな夢をもっと膨らませてくれることでしょう。
『ミュージアムのふたり(1)』

百人斬りの鬼武者と恐れられていた武者エリカは、誰も知らないところで働きたいと、地元の博物館の臨時職員に応募。まさか受かるわけがないと思っていたが採用されてしまい、働くことに。そこで出会ったのは、見るからに話が合わなそうなマジメ学芸員の東海林文子。ふたりと職場の面々の、心の交流を描くヒューマンドラマ。
作者 | 山崎虔十 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2025年05月15日 |
『美術館にもぐりこめ!』

ふしぎ美術館のお宝をねらってしのびこんだ、ちょっとドジなどろぼう三人組といっしょに、美術館のウラがわをのぞいてみましょう。企画展がどのようにスタートするのか、絵や彫刻などの美術品がどうやって運ばれ、展示されるか、絵のならべ方や照明の工夫、収蔵庫のひみつなど、学芸員や警備員、空調管理や清掃員、受付や監視員など美術館ではたらくプロたちの仕事もよくわかります。
作者 | さがらあつこ/さげさかのりこ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 2013年05月03日 |
『八月の博物館』

作者 | 瀬名,秀明,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年10月 |
『永遠の森 博物館惑星』

地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館“アフロディーテ”。そこには全世界のありとあらゆる芸術品が収められ、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、分析鑑定を通して美の追究に勤しんでいた。総合管轄部署の田代孝弘は、日々搬入されるいわく付きの物品に対処するなかで、芸術にこめられた人びとの想いに触れていく…。優しさと切なさの名手が描く、美をめぐる9つの物語。日本推理作家協会賞受賞作。
作者 | 菅浩江 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2004年03月 |
『めがねのキミと博物館(1)』

作者 | 井ノ上ふき |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 芳文社 |
発売日 | 2012年02月 |
『ご近所美術館 (創元推理文庫)』

作者 | 森福 都 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2015年05月29日 |
『展覧会いまだ準備中』

大学時代は応援団に所属し、今は新米学芸員の今田弾吉、二十八歳。個性的な先輩らから振られる雑用をこなすことに精一杯の毎日で、いまだ自ら企画した美術展を実現させていない。だが、美術品専門運送会社の美人社員・サクラの存在と応援団OBから鑑定を依頼された一枚の絵が、彼の心に火を付けるー。特別書き下ろし短篇付き。
作者 | 山本幸久 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2015年12月19日 |
『トワイライト博物館(ミュージアム)』

作者 | 初野,晴,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年12月 |
『かぜまち美術館の謎便り』

事件の謎はゴッホに聞こう。天才学芸員の佐久間と娘のかえでが越してきた香瀬町では、いま奇妙な事件が起きていた。それは、18年前の消印の絵葉書が届くこと。その当時、一人の少年画家が亡くなり一人の郵便局員が失踪していた。事件の謎を解く鍵は、少年が遺したピカソらを模した絵画。絵に込めた画家の想いを読み解けば、この町の止まった時間が動き出すーーアガサ・クリスティー賞作家の絵画ミステリー!
作者 | 森 晶麿 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年05月27日 |
『美術館のなかのひとたち(1)』

作者 | 黒田いずま |
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価格 | 712円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2014年12月27日 |
これまでご紹介してきた小説や漫画には、どれも美術館や博物館という特別な場所での仕事に活動する人々に焦点を当てています。そこに描かれているのは、美術品や展示物という文化財と、それらを愛して守り続ける人々との、なんとも微細で濃密な関係性です。
普段私たちが気づくことが少ないかもしれない、彼らの仕事の裏側に迫る物語は、その緻密さと、時折見せる美しさと情熱に感動させられます。そして、そうした彼らの仕事の一部始終に接することで、美術館や博物館がただの収蔵場所ではなく、文化と歴史、そして人間の感性を繋ぐための大切な場所であることを改めて肌で感じます。
場面ごとに丁寧に描かれた印象的な描写は、美術館や博物館を訪れる楽しみを再確認させてくれます。本を読むことで、現実の世界で美術館や博物館の仕事を楽しむヒントを得ることができるでしょう。そうしてフィクションの世界から現実の世界に足を踏み入れると、一層深い理解と共感をもって美術館や博物館の世界を体験できるはずです。
知識と情熱、そして芸術への敬意を胸に、美術館や博物館の仕事に携わる人たちの世界に触れてみてください。そこには驚きと感動、そしてかけがえのない体験が待っています。この物語たちから勇気や自信を受け取って、自分も何か新しいことにチャレンジする一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。美術館や博物館という特殊な舞台で繰り広げられる人間ドラマに、あなた自身が主役となれる日がきっと来るでしょう。
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