「ニッポンの国立公園に行ったことがありますか？」

こう聞かれたら、あなたはどう答えますか？

「行ったことない」ですか？

いいえ、みんな知らないだけで、実はあの名所も神社仏閣も大景勝地も、すべて国立公園なんです。

だからこそ、FRaU S-TRIPシリーズ第2弾は、一冊まるごと「ニッポンの国立公園」。

いま旅に出るなら、ニッポンの国立公園で、ゆっくり、冒険。この一択です！

全国に34ヵ所ある国立公園の魅力を、SDGsといえば…のFRaUが余すところなく取材。

S-TRIP＝SDGs×TRIPシリーズならではのサステナブルな視点、ビジュアルでお届けします。

●モデル阿久津ゆりえが行く「やんばる国立公園」

●「屋久島国立公園」数世代先のため蒔かれる未来への種

●「阿蘇くじゅう国立公園」生命めぐる阿蘇の“はら”のなか

●「阿寒摩周国立公園」白銀世界で触れるアイヌの暮らし

●「三陸復興国立公園」海の恵みと人と街。みちのく沿岸を歩く

●「中部山岳国立公園」日本初のゼロカーボンパーク乗鞍高原

●「瀬戸内海国立公園」アートが生き、自然を守る 瀬戸内の島々へ

など現地を徹底取材した大特集に加え、

●National Parks of Japan GUIDE 34公園全ガイド

●国立公園ってなんだ？

●見られたらラッキー！ハッピーアニマル図鑑

●国立公園を守り進化させるレンジャーの素顔

●食・飲・買・泊 いま行きたい国立公園アドレス

●GOODS for OUTDOOR〜外遊びの道具たち〜

など、実用面でも万全な構成になっています。

表紙は夕暮れ迫る沖縄・やんばるのヒルギ林で、夕陽を見つめる阿久津ゆりえさん。

ぜひ、お見逃しなく。

世界に誇りたい日本の美しい自然へ、環境省レンジャーが誘います！

日本列島の特徴は、4つのプレート境界にあって、火山活動が活発なこと、東西を分ける脊梁山脈によって、太平洋側と日本海側の気象が全く異なること、また、亜寒帯〜亜熱帯まで幅広い気候帯があることなどにより、千変万化する自然に恵まれている。その中でもいっそう美しく、生態系に恵まれた地域が国立公園である。また、日本の国立公園の特徴は公園内で人々の暮らしが営まれていることである。自然を敬い、共生してきた歴史、自然に神を投影し信仰してきた営みがある。本書では、我が国に34公園ある中から、　世界に向けて発信してゆきたい9つの公園を取り上げ、以上のストーリーを踏まえてより詳しく紹介する。すなわち、100を超える神社をもつ隠岐、出雲大社はじめ歴史の古い神社を有する大山など信仰とともに生きる大山隠岐国立公園、日本一美しい奥入瀬渓流や豊かな温泉を有する十和田八幡平国立公園、三つのカルデラ湖からなる神秘の大地とアイヌ文化に彩られた阿寒摩周国立公園、タンチョウヅルはじめ野鳥の楽園でもある釧路湿原国立公園、世界遺産の仏閣を有し、壮大な瀑布、紅葉の美しい山々にめぐまれた日光国立公園、伊勢神宮と海の幸に恵まれたリアス海岸を持つ伊勢志摩国立公園、世界最大級のカルデラに人々が暮らし、湧水や温泉に恵まれた阿蘇くじゅう国立公園、桜島はじめ20を超える活火山のある雄大な自然が美しい霧島錦江湾国立公園、コバルトブルーの海に美しいサンゴ礁の広がる慶良間諸島国立公園である。合わせて著名人によるエッセー、国立科学博物館の研究者による地質、植物、動物の論考も含め、国立公園の魅力を立体的に伝える一書。

日本の国立公園の歴史から管理方法までと、現在ある31の国立公園の特徴を、美しい写真を交えてコンパクトに紹介する。