江戸文化の本 おすすめ6選 わかりやすい♪
懐かしい風情が魅力の江戸時代。あの時代の雰囲気を今に伝える作品がありますよ。文化、風俗、生活…様々な角度から江戸を研究し、わかりやすく解説した本もあります。キャラクターたちが織りなす人間模様には、まるで時代劇を観ている気分に。また、美麗な絵で描かれた漫画は、目で楽しみながら学べる一石二鳥の作品と言えるでしょう。エンターテイメント性がありながらも、詳しい説明文を通してリアルな江戸の姿を見せてくれます。江戸時代がテーマの中でも、内容に幅があって非常に読み応えがありますよ。知識を深めながら楽しめる、そんな6冊をおすすめします。
『江戸文化いろはにほへと』
これで あなたも 江戸通に!!
江戸の香りを今に伝える浅草の老舗どじょう屋が30年余にわたって開催してきた講演サロン「江戸文化道場」。200回を超えるその中から選りすぐりの江戸噺をまとめた入門書!
・永六輔(作家)
・坂東三津之助(歌舞伎役者)
・坂野比呂志(香具師)
・悠玄亭玉介(幇間)
・坂本五郎(刺青師)
・関岡扇令(木版画摺師)
・入船亭扇橋(噺家)
・米吉(呼出し)
・橘右近(橘流寄席文字家元)
・永山久夫(食文化史研究家)
・小山観翁(古典芸能評論家)など
各界の第一人者に訊いた江戸文化のあれこれを一冊に!
江戸っ子による江戸好きのための教養書。
【目次】
第一章 教養編――江戸の暮らしと知恵を知る
第二章 実践編――粋なおとなの愉しみ
第三章 江戸・東京お買い物帖――名所に名店あり
作者 | 駒形どぜう六代目越後屋助七/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2019年07月25日 |
『江戸文化入門 : ビジュアル版』
作者 | 深光,富士男,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年04月 |
『江戸時代の流行と美意識 : 装いの文化史』
作者 | 谷田,有史 村田,孝子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三樹書房 |
発売日 | 2020年02月 |
『「徳川禁令考」から読み解く江戸庶民の暮らしと文化』
作者 | 広瀬,尚美,1935- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 雄山閣 |
発売日 | 2022年03月 |
『輪切りの江戸文化史 : この一年に何が起こったか?』
作者 | 鈴木,健一,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 勉誠出版 |
発売日 | 2018年10月 |
『江戸文化再考』
近代はどこに向かうべきか。
そのヒントは江戸にある。
泰平の世、三百年をかけて文化を成熟させた江戸時代。
歪み、行き詰まる現代社会が成熟するためのヒントがそこにある。
社会・思想・書物・絵画ー従来の近代主義的な評価にとらわれず、
江戸に即して眺めることで、「江戸の本当の姿」を理解する。
江戸文学研究の泰斗による講演会を収録!
【新しい世の中、新しい二十一世紀というものが始まっていくとすれば、そのときに一番大事なことは、江戸というものを江戸に即して眺めるという姿勢であろうと思います。戦後の日本は、江戸の中の近代主義的に評価できる部分だけをピンセットで摘まみ上げて、それだけを評価してきたんですね。それが、これまでの日本の近代であったわけです。(中略)江戸を、近代主義的に良かろうが悪かろうが、良いところは良いところで簡単に評価することはできますけれども、一番近代的ではない部分も全部ひっくるめて、それが江戸の文化の姿だというふうに考えて、その中で江戸は立派な文明を作りあげた。それをちゃんと理解する。そういう姿勢を持つべきではないか。それが、これからの江戸文化に対する我々の姿勢。まさにそこにあるんではないかというふうに思います。】…「第一章 大勢五転 近代人の江戸観について」より
作者 | 中野三敏/著 |
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価格 | 1700円 + 税 |
発売元 | 笠間書院 |
発売日 | 2012年07月06日 |
これらの作品を通して、あなたも江戸の魅力に引き込まれたことでしょう。感銘を受けた作品があれば、それがあなたの価値観を少しだけ変えるきっかけになったらいいですね。それぞれの作品には、豊かな江戸文化が息づいています。花札や浮世絵、能や歌舞伎といった伝統文化から、食事や節句、人々の日常まで幅広く描かれており、時代背景に興味を持たずとも楽しめる作品ばかりです。
ある作品では、明治維新の近くに生まれ、生き抜こうとする人々の生活感のリアリティーを感じることができます。またある作品では、江戸時代の風俗や風情を垣間見ることができます。そして、最後の作品では、当時の風刺と人々の洗練された言葉使いに驚かされることでしょう。
おすすめの作品を選ぶ際、それぞれの作品が描く江戸の風景、人々の生き様、風俗、そして現代に生きる私たちが感じる共感や共鳴を大切にしました。決して華やかでないかもしれない時代背景ですが、そこに咲く人々の生活と心情は、現代にも通じるものがあります。
読み終えたときに、あなたが少しでも江戸の街を歩いた気持ちになれたなら、これ以上の喜びはありません。どこかで聞いたような、でも新しい感覚。それが江戸という時代から私たちに伝わってくる魅力かもしれませんね。まるでタイムスリップしたような感覚を味わえたら、それはまさに書物の魔法ですよね。
私たちは平成、令和という時代を生きていますが、時代が変わるたびに人々の暮らしや価値観も大きく変わっています。その中で、江戸という遠い時代を知ることで、自分の生きる時代を見つめ直す良い機会になるのではないでしょうか。賑やかさと静けさ、明と暗、人々の情緒や歴史に触れることで、自分の中に新たな視点か芽生えるかもしれません。
いかがでしたか?興味が湧いた方は、ぜひ1つでも本を手に取ってみてください。きっと新たな発見がたくさんあるはずです。それでは皆様、素敵な読書ライフをお送りください。
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