社会学、心理学系に進みたい高校生にも読めるオススメ4選

先ずは、紛争地域での大人たちの複雑な人間関係を描きつつ、主人公たちの成長を描いた漫画から。社会政治の因果関係と絶望感を描きつつも、個々の人間が持つ希望や友情を絶やさない作風が心に染みます。次に、サイコロを軸に一人の少女が自己と向き合い、友情や愛情を描いた小説。人間心理の深淵を描くスリリングな内容に胸が高鳴ります。続いて、美食を通じた人間観察の深さを描いた漫画。人の心情や行動に対する視点の鋭さが魅力的です。最後に、心理学者の視点から描かれた青年たちの日常と心理ゲームが織り成す小説は、心理学の知識と楽しみを共有できます。どれも社会や心理を学ぶ目線で読むと新たな発見を得られるでしょう。
『リキッド・モダニティ : 液状化する社会』

作者 | Bauman,Zygmunt,1925-2017 森田,典正,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大月書店 |
発売日 | 2001年06月 |
『定本想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行』

作者 | ベネディクト・アンダソン/白石隆 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 書籍工房早山 |
発売日 | 2009年11月 |
『村上春樹,河合隼雄に会いにいく』

作者 | 河合,隼雄,1928-2007 村上,春樹,1949- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1999年01月 |
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

"「あの人」の期待を満たすために生きてはいけないーー
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る“勇気”の対話篇】
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
作者 | 岸見 一郎/古賀 史健 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013年12月13日 |
今回は社会学や心理学に興味のある高校生の皆さんに、これらの学問について深く理解を深めてくれる作品4選をご紹介しました。それぞれが多様な視点から人間や社会を見つめ、問いを投げかけています。登場人物たちが抱える葛藤や問題、絆や愛情を通じて、私たち自身が普段あまり意識することのない社会の仕組みや心理の奥深さを学べるのが魅力です。ひとつひとつの物語を読むことで、常識を覆すかのような新たな発見や気づきもあるでしょう。
ただし、これらの作品が全ての答えを教えてくれるわけではありません。それどころか、より深く考え、自分自身で答えを見つけ出すきっかけを提供してくれます。それはまるで、大きな宝探しのようでもあります。高校生活はあっという間ですが、その中で自分の世界観を広げてくれるだけでなく、大学や将来の進路選択に役立つ一冊に出会えれば、それはとても価値あることではないでしょうか。
そして何より、読書は自分自身と向き合い、内なる世界を豊かにする時間です。自分の知らない世界を垣間見ることができるのも、読書の大きな魅力の一つでしょう。これらの作品に触れることで、皆さんが自身の可能性を広げ、深い理解と共に自分自身を発見できるきっかけになれば幸いです。
さあ、新たな旅を始めてみませんか?この4作品が皆さんの高校生活に新たな色彩を加えてくれることを願っています。毎日の学習や部活動の中でも、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。それでは皆さんにとって価値ある一冊に出会えますように!
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