紅茶を飲みながら楽しみたい小説7選
ゆっくりと湯気を立てる紅茶と一緒に、どっぷりとした読書の時間を楽しみませんか。ソファーに身を沈め、一杯の茶と共に異世界への扉を開けば、心地良い時間が流れます。度重なる隠された謎を解き明かす推理小説や、心温まる人間ドラマ、時には切ない青春物語まで、大小さまざまな物語があなたを待っています。どの作品もしっかりとした世界観と、それぞれの魅力的なキャラクター達が織りなす物語に、紅茶一杯で何時間でもくつろいでしまいます。紅茶の香りとともに、新たな物語へ旅立てる幸せな時間をお楽しみください。
『ときどき旅に出るカフェ』
平凡で、この先ドラマティックなことも起こらなさそうな毎日を過ごす瑛子が近所で見つけたのは日当たりが良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。苺のスープなどメニューにあるのは、どれも初めて見るものばかり。旅先で見つけたものを再現し、出しているという。瑛子に降りかかる日常の小さな事件は世界のスイーツによって少しずつほぐれていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短篇集。
作者 | 近藤史恵 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2019年11月14日 |
『最高のアフタヌーンティーの作り方』
人が生きていく上で、お菓子は決して必要不可欠なものではない。しかし、だからこそ、楽しく美しい。老舗・桜山ホテルで、憧れのアフタヌーンティーチームへ異動した涼音。夢にまで見た職場で初めて提出した企画書は、シェフ・パティシエの達也に却下される。悩む涼音だが、お客様、先輩、そして達也の隠れた努力を垣間見ることで、自分なりの「最高のアフタヌーンティー」企画を練り直し…。
作者 | 古内 一絵 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年04月20日 |
『英国紅茶予言師』
英国パブリック・スクールの奨学生となった風森心。制服を買うお金も身寄りもないシンは「何も持っていなくても、強い心さえあれば、どんな世界でも切り開いていける」という、育った養護施設の園長の言葉を胸に、貴族の子弟だらけの全寮制男子校へ。シンの同室はため息だらけの没落貴族の息子ギル。意外にも商売上手な社交家で、貴族達にいじめられているシンの味方だ。ある日ギルは、シンの能力で人助けをしてその謝礼で生活費を賄おうと提案。シンは紅茶を飲むと少し先の未来が視えるのだ。だがこれが大事件となって。様々な紅茶が視せるものは何?英国男子校を舞台に紅茶で謎解き!
作者 | 七海 花音/ねぎし きょうこ |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2018年02月22日 |
『ニセモノ夫婦の紅茶店 : あなたを迎える幸せの一杯』
作者 | 神戸,遥真 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年02月 |
『ステラ・アルカへようこそ : 神戸北野魔法使いの紅茶店』
作者 | 烏丸,紫明 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2020年02月 |
『魔法使いのハーブティー』
親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。同居するにあたって、勇希が約束させられたのはー「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、ハーブティーをめぐる、心癒される物語。
作者 | 有間 カオル |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年03月23日 |
『秘密の花園でお茶を』
作者 | 安東,あや |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2019年10月 |
さて、いかがでしょうか。「紅茶を飲みながら楽しみたい小説7選」、きっとそれぞれの作品が皆さまの気に入る点を見つけてくれることと思います。深く考えずにスラッと読める作品から、思索にふけるような深遠な作品まで、バラエティ豊かな7つの小説を選びました。
一杯の紅茶と一冊の小説。なんとも贅沢な時間の過ごし方でしょう。ほんのりと紅茶の香りが漂う中、読むページをめくる度に広がる物語の世界。一人の時間をお楽しみの方も、お友達と共有しておしゃべりのネタにされる方も、とても心地よい時間を過ごせるはずです。
心ときめくような恋愛小説、色々な世界に誘われるファンタジー、熱い闘いを描いたアクション、胸に迫るヒューマンドラマ、サスペンスりっぱなミステリーなどなど、全く異なるテイストの作品ばかりですが、一つ共通していえるのは、どれもが手に取る者に感動や楽しさを与えてくれるでしょう。
また、紅茶と一緒に読むことで、より味わい深い読書体験が期待できます。ほのかに広がる紅茶の香り、温かさ、そしてしっとりとした口当たり。それらすべてが、物語の世界へと誘い、さらに深く、濃厚な感情を呼び覚ますかもしれませんね。
だから、ぜひ今回ご紹介した作品を手に取って、ゆったりとした時間を紅茶とともにどうぞ。それぞれの世界観をしっかりと感じ取り、一ページ、一ページを大切に読んでみてください。
小説を読む楽しみ、紅茶を味わう楽しみ。この二つが交わる素敵な時間を、皆さまがどんな風に過ごすか、今から私たちライターもとても楽しみにしています。素敵な読書ライフをお過ごしくださいね。
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