石見銀山に関する本 おすすめ6選 世界遺産

まずは、石見銀山の歴史を詳細に描かれたノンフィクションから始めましょう。銀山がどのように発見され、世界遺産になるまでの道のりを懇切丁寧に解説する一冊です。次に、石見銀山とその地域の日常を描いたエッセイ集。個々のエピソードが深く、読み手に身近に感じさせます。続いては、石見銀山を舞台にしたストーリーテリングに秀でた小説。歴史的な事実をベースに、創作の自由度を活かして、骨太の人間ドラマを織り成しています。また、少し視点を変えて、石見銀山から発掘された銀が世界と日本をどう変えたかを考察した本もピックアップ。最後に、苦労と栄光、そして時代の流れを感じさせる石見銀山の漫画2作。これらの作品を通して、石見銀山の魅力を存分に味わってみてください。
『親子で学ぶ 世界遺産 石見銀山』

前編は、山陰中央新報の週刊さんいん学聞に連載した「おしえて石見銀山たんけん隊」(藤原雄高執筆)を加筆修正して収録。後編は「親子で石見銀山歴史散歩」(宍道正年執筆)を書き下ろしました。前編は銀山について専門の先生と男女の2人の小学生との対話を通じて、後編は男児とお父さんが石見銀山を実際に見学しながら銀山の鉱物や遺跡、歴史、生活などを学んでいきます。いずれも写真やイラストを多用しながら分かりやすく解説あり、親子で楽しみながら石見銀山の姿と価値を学べます。石見銀山ガイドブックとしても最適な一冊です。
作者 | 宍道 正年/藤原 雄高 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2019年11月15日 |
『世界史の中の石見銀山』

小さな銀山が世界に果たした驚くべき役割とは?石見銀山がなかったら、世界史はどう変わったか!なぜ、当時の全世界産出量の3割の銀が取れたのか。
作者 | 豊田有恒 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2010年06月 |
『石見銀山 世界史に刻まれた日本の産業遺跡』

作者 | 田中琢 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2007年10月 |
『石見銀山を歩く : 世界遺産 : ガイドブック』

作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2008年6(月第3日 |
『ガイドがつづった石見銀山物語 ちょっとおさらい編』

作者 | 長尾,英明,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2022年02月 |
『石見銀山の社会と経済 : 石見銀山歴史文献調査論集 : 世界遺産登録10周年記念』

作者 | 島根県教育委員会 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ハーベスト出版 |
発売日 | 2017年03月 |
以上、石見銀山に関する本の中から特におすすめの作品を6つ紹介しました。それぞれが石見銀山の歴史や文化、自然について独自の視点から深く掘り下げていて、読むことで石見銀山が一体何だったのか、そしてなぜ世界遺産に指定されたのかを多角的に理解できることでしょう。
ひとつひとつの作品が、その時代の石見銀山を生き生きと描き出しています。それぞれ異なる切り口で描かれていますから、読む順番によっても印象が変わるかもしれませんね。全部読めば、石見銀山の知識は学者レベルに近づくかも?というくらい、詳しく深く描かれています。
また、作品によっては石見銀山の地元、島根の人々の生活や考え方、風土を感じられるものもあります。それらを通じて、石見銀山というだけでなく地元の人々とのつながりや、地方自慢の素晴らしさも再認識できるでしょう。地元の人だけでなく、旅行者や歴史愛好家にとってもきっと興味深いはずです。
我々の文化や歴史は、こうした一つ一つの作品を読むことでより理解が深まり、また自分の知識や視野が広がっていきます。まさに読書は旅のようなもの。石見銀山を巡りながら、過去から現在へと時間を超えて旅をする感覚を味わえるでしょう。
ある意味、これらの作品は石見銀山そのもの。さあ、あなたもこれらの本で描かれる石見銀山の世界へ、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか? 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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