中国が舞台の漫画9選

中国の風情溢れる情景、華麗な文化、多種多様な人物描写…。その全てを詰め込んだ、中国を舞台にした漫画は、まさに異国体験の片鱗を見せてくれます。冒険・歴史・恋愛・美食とジャンルは様々。中国の伝統的な美術を活かし、見る者を虜にする美麗な作風も魅力的です。また、現代の中国を描いたものや中国の歴史に迫ったもの、中国神話を元にしたスペクタクルな作品まで、その幅広さにも驚かされます。これまで中国についてなんとなく知っていた方にも、これから中国を知りたいと思う方にもおすすめの10作品です。ぜひ手にとって中国の世界に浸ってみてください。
『封神演義 文庫版 コミック 全12巻完結セット (集英社文庫―コミック版)』

作者 | 藤崎 竜 |
---|---|
価格 | 9636円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 |
『無名の剣』

作者 | 鮫島,圓 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年06月 |
『みんなの呉(1)』

作者 | 宮条カルナ |
---|---|
価格 | 618円 + 税 |
発売元 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2011年05月 |
『仙術士 李白』

大唐開元四年。父の願いを叶えるため、李白は国家仙術士になると誓った。仙術士が溢れる時代に、庶民出身の天才仙術士・李白は夢を叶えられるのか? 数多くの唐代詩人が仙術の舞台で活躍する物語!
作者 | 葉 明軒/台湾角川編集部 |
---|---|
価格 | 638円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年08月04日 |
『項羽と劉邦、あと田中 1』

作者 | 亜希乃,千紗 古寺谷,雉 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 主婦と生活社 |
発売日 | 2020年07月 |
『月の蛇 : 水滸伝異聞. 1』

作者 | 中道,裕大 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2009年11月 |
『レッドムーダン = RED MUDAN 1』

作者 | その,さなえ |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年07月 |
『シュトヘル(1)』

▼第1話/悪霊▼第2話/皇子▼第3話/雀子▼第4話/卑怯者▼第5話/狼▼第6話/仇▼第7話/兄弟▼第8話/玉音同
●主な登場人物/須藤(高校生。ふとしたことで時空を越え、西夏の女戦士“シュトヘル”となった)、シュトヘル(蒙古兵から“悪霊”と恐れられる女戦士)
●あらすじ/見知らぬ時代、見知らぬ国の戦場。その凄惨な光景を毎夜、夢に見る高校生の須藤。ある日、楽器の工場である彼の家に、転校生の鈴木さんが訪ねてくる。彼女がその場で馬頭琴を奏で“シュトヘル”と唱えた途端、須藤は時空を越え、夢で見た国の女戦士に姿を変えていた。そして目の前には、鈴木さんに瓜二つの少年が。その少年は須藤に“シュトヘル”と呼びかけ…(第1話)。
●本巻の特徴/時空を越え“悪霊〈シュトヘル〉”と呼ばれる女戦士となった高校生・須藤。彼に語られるシュトヘル、そして皇子ユルールの真実。なぜ彼らは、史上最強と謳われた蒙古軍に相対することになったのか…? 『皇国の守護者』の伊藤悠が放つ最新作、ついに単行本化!!
●その他の登場人物/鈴木さん(須藤のクラスに来た転校生。須藤をこの世界に連れてきた張本人か!?)、ユルール(蒙古軍側の皇子。武力を毛嫌いし、西夏の文字に魅せられる)、ハラバル(ユルールの兄。圧倒的武勇を誇り、神箭弓〈メルゲン〉と称えられている)
作者 | 伊藤 悠 |
---|---|
価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2009年03月30日 |
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 1』

作者 | 大西,実生子 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループホールディングス |
発売日 | 2013年06月 |
以上、私のオススメする中国が舞台の漫画を10作品にわたり紹介しましたが、皆様にはいかがだったでしょうか。
いくつ見ても、あるは中国の美しい風景や街並みが描かれては、その絵面の美学に見惚れること間違いなし。またあるは、その壮大な歴史を刻んだ名だたる英雄たちや文化を漫画で描かれることによって、そのエピソードをより身近に感じ、驚きと共感を覚えるでしょう。
そして何より捨ててはならないのが、漫画家たちが抱く中国への愛情こそが作品の命となる魅力の一部だということ。彼らの見た中国、彼らが愛する中国を、読者ひとりひとりが感じ取ることができるが故に、私たちはもう一つの中国を知見するきっかけを手に入れることができます。
いくつかの作品では独特な食文化も紹介されており、その魅力は舌を通じて味覚でも楽しむことが可能。その一皿や一杯から、中国人の心情や風味をそのままに読者に伝えてくれます。これこそが、漫画の醍醐味の一部でもあるのです。
最後に、もちろん今回紹介した10作品すべてが、中国という舞台が秀逸なだけでなく、内容としても素晴らしい出来映えの作品ばかりです。登場人物たちの行動や心情、その思惑が交錯する筋書きは、これから読む皆さんにきっと引き込むことでしょう。
ぜひ今回ご紹介した作品を手にとり、その魅力を存分に堪能していただけたら幸いです。新たな中国の風景を漫画という形で感じていただけたら、また違った発見や新鮮さを感じられることでしょう。中国という国が、こんなにも魅力的で深い文化を持っていることを再認識していただければ、これ以上ない喜びです。あなたの中国への興味が少しでも深まりますように。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。