タイトルに夏が入ってる小説10選
夏と一言に言っても様々な表情がありますよね。思いっきり暑さを楽しんだり、じっと暑さを耐えたり、夏休みの冒険物語だったり。それぞれの物語が丁寧に描かれているのが、今回ご紹介する「タイトルに夏が入った小説」の魅力です。静かな郊外の夏や、都会の煌びやかな夏、海辺でのドラマチックな夏まで、読めば自然と頬が緩むような優しい作品ばかり。また、読者をじっと考えさせる深いテーマを含む作品もあります。何気ない日常から大きな生命の輪まで、夏が持つ多様なイメージを小説たちが美しく描いています。
『向日葵の咲かない夏(新潮文庫)』
作者 | 道尾秀介 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2012年07月01日 |
『君が夏を走らせる』
作者 | 瀬尾,まいこ,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年07月 |
『夏から夏へ』
速く走るだけでは世界を相手に戦えない。リレーでは、速く確実なバトンつなぎも重要だ。2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を樹立。08年北京五輪のメダルにすべてを賭ける日本代表チームに密着した、著者初のノンフィクション。酷暑のスタジアム、選手達の故郷、沖縄合宿へと取材は続く。大阪と北京、2つの夏の感動がよみがえる!2大会のアンカー走者・朝原宣治との文庫オリジナル対談つき。
作者 | 佐藤 多佳子 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2010年06月 |
『夏への扉〔新版〕』
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのかー新版でおくる、永遠の名作。
作者 | ロバート・A・ハインライン/福島 正実 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2020年12月03日 |
『モノクロの夏に帰る』
海の向こうでは、戦争で毎日人が死んでいる。そして遠くない将来、日本からは戦争を経験した人がいなくなる。自分のことで精一杯の私たちは、こんな重い事実を受け止めなければいけないのだろうか。セクシャルマイノリティの書店員、保健室登校の女子中学生、家族にコンプレックスを持つテレビマン、アメリカから来た高校生と、福島から来た高校生。古い写真に秘められた記憶が解凍されるとき、若い彼らの心も動き始めるー
作者 | 額賀 澪 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2022年07月20日 |
『夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)』
作者 | 八目迷/くっか |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年07月18日 |
『今年の夏も海に行きましょう』
作者 | 碧 布美子 |
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価格 | 727円 + 税 |
発売元 | 新風舎 |
発売日 |
『悪い夏』
作者 | 染井,為人,1983- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年09月 |
『七日目は夏への扉』
学生時代の恋人・森野の訃報。初めて聞くはずのそれをわたしは知っていた。残された事実から推測すると、森野は自殺したのかもしれない。それも殺人を隠蔽するために。死の真相をさぐるうち、わたしの一週間が崩れだす。火曜日の次の日は月曜日。次は水曜日で…。意味がわからない。けど、あいつが死ぬのはきっと七日目だ。なら、わたしのやるべきことは決まってるー。
作者 | にかいどう 青 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年08月18日 |
『夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体 = We who wait for summer and the skeleton of an astronaut』
作者 | 篠谷,巧 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2024年07月 |
ここまで、「夏」をテーマにした10作品を皆様にご紹介しました。初恋の甘酸っぱさを描いたものから、夏の町の人々の生活を描いた作品、夏を背景に繰り広げられるミステリーまで、色々な角度から夏を感じることができる10の作品をピックアップしました。
それぞれの作品は、夏の風景や日常、情景を描いてくれることで、読んでいるだけで暑さを感じたり、夏の風を感じたり、なんだかジューシーな果物が食べたくなったり、もう夏が来て欲しいな、と思わせてくれます。
夏は、一年の中でも特別な季節ですよね。学生の頃は長い夏休みが待ち遠しく、社会人になっても夏の風景はなんだか新鮮で心躍るものがあります。それは多分、夏は色んなことがはじまる季節だからかもしれません。友情、恋愛、冒険、インスピレーション…。生き物たちは夏に活動的になり、そのエネルギーが私たちにも伝わるのかもしれませんね。
この10作品の一つ一つが、そんなひと夏の冒険を呼び起こしてくれることでしょう。皆さんが読むことで、どんな風に夏を感じ、どんな想像を描き、どんな興奮や感動を持つのか、それが今からとても楽しみです。
そして、それぞれの作品が持つ「夏」が、皆さん自身の中に眠る「夏」の記憶を呼び覚まして、新たな夏の想い出を作る素晴らしい契機になれば幸いです。それでは、素敵な読書ライフをお過ごしください。次回の記事でも、また興味深いテーマで作品をご紹介させて頂きますので、楽しみにお待ちくださいね。
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