スピノザに関する本 おすすめ6選 17世紀のオランダの哲学者

17世紀オランダの哲学者、スピノザ。その極めて独特な思想は今日でも多くの人々に影響を与えています。そんな彼の哲学に触れ、深く理解するためのおすすめの本を6作品、厳選してご紹介しますよ。様々な視点からスピノザの思想を洞察した、どれもがユニークな作品ばかり。初心者にも優しい解説書から専門的な論文まで、幅広く取り揃えています。スピノザの人間観や自然観について深く考えるために、ぜひ手に取ってみてください。文字を追いながら、17世紀の哲人の世界へ足を踏み入れてみませんか。
『スピノザ 人間の自由の哲学 (講談社現代新書)』

作者 | 吉田量彦 |
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価格 | 499円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年02月16日 |
『スピノザの世界』

スピノザの思想史的評価については多くのことが言われてきた。デカルト主義との関係、ユダヤ的伝統との関係。国家論におけるホッブズとの関係。初期啓蒙主義におけるスピノザの位置。ドイツ観念論とスピノザ。現代では、アルチュセール、ドゥルーズ、ネグリ、レヴィナスといった名前がスピノザの名とともに語られる。スピノザはいたるところにいる。が、すべては微妙だ。--<本書より>
神は制作者ではない。神にも人間にも自由な意志は存在しない。
すべての事物を必然ととらえたスピノザ哲学の魅力!
スピノザの思想史的評価については多くのことが言われてきた。デカルト主義との関係、ユダヤ的伝統との関係。国家論におけるホッブズとの関係。初期啓蒙主義におけるスピノザの位置。ドイツ観念論とスピノザ。現代では、アルチュセール、ドゥルーズ、ネグリ、レヴィナスといった名前がスピノザの名とともに語られる。スピノザはいたるところにいる。が、すべては微妙だ。たしかにスピノザについてはたくさん言うべきことがある。そのためにはスピノザの知的背景と時代背景、後代への影響、現代のスピノザ受容の状況を勉強する必要がある。けれども、まずはスピノザ自身の言っていることを知らなければどうしようもない。そのためには、スピノザがどこまで行ったのか、彼の世界を果てまで歩いてみるほかない。彼が望んだようにミニマリズムに与し、彼の理解したように事物の愛を学ぶほかないのである。--<本書より>
1.企て
2.真理
3.神あるいは自然
4.人間
5.倫理
6.永遠
作者 | 上野 修 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2005年04月19日 |
『スピノザ 読む人の肖像 (岩波新書)』

作者 | 國分 功一郎 |
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価格 | 1408円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2022年11月24日 |
『はじめてのスピノザ : 自由へのエチカ』

作者 | 國分,功一郎,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年11月 |
『スピノザ入門[改訂新版]』
![スピノザ入門[改訂新版]の表紙](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0445/9784560510445.jpg?_ex=325x325)
スピノザ評伝の決定版!
「スピノザの生涯と著作は、これまで、多くの伝説によって物語られ、多くの偏った解釈に捻じ曲げられ、多くの誤解に晒されてきた」(第一章より)。
17世紀の哲学者スピノザが、いかに生き、何を書き、論じ、どうのように受けとめられてきたのか。本書は、当時の時代状況やオランダの特異性を紹介するとともに、蔵書目録およびテクストにみられる引用からスピノザの語学力や教養の限界までも探る。
改訂新版では、著者による日本語版のためのあとがき「暴露するものとしての日本」を掲載。スピノザが『神学・政治論』のなかで日本について言及したテクストを考察する。スピノザが生きた時代の日本は、スピノザにとってどのような役割を果たしたのか。
〈伝説抜きのスピノザ像を描く〉評伝の決定版。
作者 | ピエール゠フランソワ・モロー/松田 克進/樋口 善郎 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 白水社 |
発売日 | 2021年05月19日 |
『スピノザ考 : 人間ならざる思考へ』

作者 | 上野,修,1951- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2024年05月 |
そうですね、スピノザの哲学がテーマの本を6作紹介しましたが、全て独特の世界観や考え方を持っています。これらの作品を通して、スピノザの大胆で革新的な思考や彼の人間観を感じていただければと思います。
もし、これからスピノザの哲学を学び始める方もいらっしゃるかと思います。その中には「難しそう…」と思っている方もいるでしょう。でも、大丈夫ですよ。実は、スピノザの哲学は基本的にはすごくシンプルです。彼の思索の中心には、「自由」という一つの概念があります。それが彼の哲学を全体的に支えていると言っても過言ではありません。
そして、紹介した6つの作品は、スピノザの思考方法や哲学を、非常に読みやすい形で伝えてくれます。人間の心や自由、宗教、絶対的な存在…これらのテーマについてスピノザがどのように考えたか、それを学ぶことで、私たち自身の考え方にも新たな視点をもたらしてくれるはずです。
また、スピノザの生涯を描いた作品もあります。それらは哲学だけでなく、人間ドラマとしても読むことができます。逆境の中でも決してくじけずに自分の信念を貫いた彼の生きざまは、私たちに大きな勇気を与えてくれるでしょう。
これらの作品を通じて、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの世界に触れてみてください。彼の考え方や視点は、現代の私たちにとっても、かなり役立つものだと思います。それでは、良い読書を!
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