日本の近代史を振り返る!昭和時代おすすめ歴史小説10選「昭和ララバイ」「巴」など話題作をご紹介
昭和時代を舞台に描いた小説は、まるでタイムマシンに乗って過去を旅するよう。そこには今とは異なる風景が広がっています。国が世界大戦を激戦し、高度経済成長からバブル崩壊へと移り変わった時代背景が、ストーリーに深く影響を与えます。その中で、主人公たちがどう生き抜いたのか、さまざまな困難をどう乗り越えたのか。いろんな人生が交錯し、活き活きと描かれます。そして、その一部始終が我々の歴史なのです。これらの作品を楽しみながら、昭和の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。過去と現在が交差する興奮と感動が、読者の胸を打つことでしょう。
『昭和ララバイ : 昭和小説アンソロジー』
作者 | ゆきた,志旗 ひずき,優 一穂,ミチ |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年04月 |
『巴』
作者 | 林,麻佐一 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | リフレ出版 (発売) |
発売日 | 2021年08月 |
『聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎』
聖断がくだり、そして戦争は終わったー。連合艦隊の壊滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった敗戦末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻くなか、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結へと導いたひとりの老宰相がいた。昭和史最大のドラマである「日本敗戦」を描いた不朽の名作。
作者 | 半藤一利 |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2006年08月03日 |
『小説帝銀事件』
作者 | 松本,清張,1909-1992 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2009年12月 |
『下山事件 暗殺者たちの夏』
GHQ占領下の昭和二四年、後に“昭和史最大の謎”といわれる事件が起きた。七月五日早朝、下山定則初代国鉄総裁が失踪。翌日未明、線路上で礫死体が発見された「下山事件」である。あの時、何が起きたのか…。政財界の大物、日米の諜報員と特務機関員、警察と検察。当時の関係者の動きを小説という形で追跡し、ノンフィクションでは描ききれない真相に迫った衝撃作!
作者 | 柴田哲孝 |
---|---|
価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2017年06月14日 |
『海賊とよばれた男(上)』
すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!
ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
作者 | 百田 尚樹 |
---|---|
価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年07月15日 |
『百年先が見えた男』
すごい経営者がいた!
日本オリジナルの合成繊維の事業化、そして国交回復前の中国へーー。
敗戦後の日本人の誇りを取り戻させた大原總一郎の激動の人生を描いたノンフィクションノベル。
松下幸之助に「美しい経済人」と評された稀代の経営者・大原總一郎ーー。
数々の分野でシェアNo.1を誇る企業=現在のクラレを創り上げた男の生涯は、波乱に満ちたものだった。
国産第一号の合成繊維「ビニロン」の事業化や、国交回復前の中国へのプラント輸出……。激動の昭和史を背景に、“百年先が見えた経営者”と言われた男の生涯を描く感動の企業小説。
『天あり、命あり』を改題。
作者 | 江上 剛 |
---|---|
価格 | 858円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2019年05月10日 |
『二人のカリスマ 上』
作者 | 江上,剛,1954- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 日経BPマーケティング |
発売日 | 2019年09月 |
『砂の王宮』
作者 | 楡,周平,1957- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年03月 |
『小説昭和元禄落語心中』
作者 | 雲田,はるこ 羽原,大介,1964- 東,芙美子,1965- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年10月 |
今日はちょっと時間旅行した気分で、昭和時代を舞台にした歴史小説を紹介してみました。いかがだったでしょうか? あの時代をリアルタイムで経験した方も、少し昔の日本が新鮮な方も、個々の作品が持つ深いメッセージや描かれた日本の姿に触れることで、多様な視点から昭和時代を見つめ直す機会になったのではないでしょうか。
時代を超えて描かれる人間の生き様、思い、葛藤…それは、現在を生きる私たちにとっても共感できる部分が多々ありますよね。また、一部の作品ではユーモラスな展開や、過去の風俗を描いた場面もあって読むのが楽しいですよね。
そんな歴史小説を読む際の楽しみ方の一つとして、作中で描かれる出来事や情景を実際に調べてみるのも面白いですよ。作者がどのような視点で、どのような描写を用いて昭和時代を再現しているのかを探るのも味わい深いですよね。
まだ読んだことのない作品があれば、ぜひ手にとってみてください。その中で新たな発見や、自分自身と向き合う力を得られることでしょう。そして、あの時代を生きた人々の様々な表情や声を感じながら、今を生きる私たちが歴史に学び、未来に繋げていく大切さを再認識できることと思います。
以上、昭和時代を舞台にした歴史小説の紹介でした。この記事が皆さまの素敵な読書ライフの一助となれば幸いです。また新たな作品を紹介する日まで、どうか素晴らしい読書時間をお過ごしくださいませ。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。