日本の近代史を振り返る!昭和時代おすすめ歴史小説10選「昭和ララバイ」「巴」など話題作をご紹介

昭和時代を舞台に描いた小説は、まるでタイムマシンに乗って過去を旅するよう。そこには今とは異なる風景が広がっています。国が世界大戦を激戦し、高度経済成長からバブル崩壊へと移り変わった時代背景が、ストーリーに深く影響を与えます。その中で、主人公たちがどう生き抜いたのか、さまざまな困難をどう乗り越えたのか。いろんな人生が交錯し、活き活きと描かれます。そして、その一部始終が我々の歴史なのです。これらの作品を楽しみながら、昭和の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。過去と現在が交差する興奮と感動が、読者の胸を打つことでしょう。
『昭和ララバイ : 昭和小説アンソロジー』

作者 | ゆきた,志旗 ひずき,優 一穂,ミチ |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年04月 |
『巴』

大阪下町育ちの「団塊世代」が織りなす青春群像劇
昭和の暮らしぶりや街並を背景に、少年たちが悩み葛藤しながら成長していく中で当時の学校生活、世相、風俗、環境などを克明に描く。
【笹田正義】
(一) 再 会
(二) 仕 事
(三) 出会い
(四) 事 故
(五) 小学校
(六) 担 任
(七) 恋愛第一課
(八) 中学 此花時代
(九) 腐れ縁
(十) 喧 嘩
(十一) 初めての入試
(十二) 高校生
(十三)危ない奴
【竹田正史】
(一) 実 家
(二) おやじ
(三) 継 母
(四) 窓辺の少女
(五) 女友達
(六) 退 学
(七) 離 阪
(八)親友の死
(九) 変化(イレーヌと地図)
(十) 内縁の妻
(十一) 初 恋
(十二) 故 郷
(十三) 幼馴染み
作者 | 林 麻佐一 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | リフレ出版 |
発売日 | 2021年08月17日 |
『聖断 : 昭和天皇と鈴木貫太郎』

作者 | 半藤,一利,1930-2021 |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2006年08月 |
『小説帝銀事件 新装版』

占領下の昭和23年1月26日、豊島区の帝国銀行で発生した毒殺強盗事件。捜査本部は旧軍関係者を疑うが、画家・平沢貞通に自白だけで死刑判決が下る。昭和史の闇に挑んだ清張史観の出発点となった記念碑的名作。
作者 | 松本 清張 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2009年12月25日 |
『下山事件暗殺者たちの夏』

作者 | 柴田,哲孝,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2017年06月 |
『海賊とよばれた男. 上』

作者 | 百田,尚樹 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年07月 |
『百年先が見えた男』

すごい経営者がいた!
日本オリジナルの合成繊維の事業化、そして国交回復前の中国へーー。
敗戦後の日本人の誇りを取り戻させた大原總一郎の激動の人生を描いたノンフィクションノベル。
松下幸之助に「美しい経済人」と評された稀代の経営者・大原總一郎ーー。
数々の分野でシェアNo.1を誇る企業=現在のクラレを創り上げた男の生涯は、波乱に満ちたものだった。
国産第一号の合成繊維「ビニロン」の事業化や、国交回復前の中国へのプラント輸出……。激動の昭和史を背景に、“百年先が見えた経営者”と言われた男の生涯を描く感動の企業小説。
『天あり、命あり』を改題。
作者 | 江上 剛 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2019年05月10日 |
『二人のカリスマ 上』

作者 | 江上,剛,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日経BPマーケティング |
発売日 | 2019年09月 |
『砂の王宮』

作者 | 楡,周平,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年03月 |
『小説 昭和元禄落語心中』

昭和初期、落語の世界に入った八雲は、同期入門の落語の天才・助六と、固い友情で結ばれる。八雲は助六の芸に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉にも支えられ、成長していく。やがて、助六とみよ吉とが結ばれるが、ふたりは謎に満ちた事故死を遂げてしまう。八雲はその死を巡る秘密を抱いたまま、ふたりの遺児・小夏を引き取る。小夏は、成長し、やがて天衣無縫な八雲の弟子・与太郎とともに、両親の死の真相に迫る。
作者 | 東 芙美子/雲田 はるこ/羽原 大介 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年10月16日 |
今日はちょっと時間旅行した気分で、昭和時代を舞台にした歴史小説を紹介してみました。いかがだったでしょうか? あの時代をリアルタイムで経験した方も、少し昔の日本が新鮮な方も、個々の作品が持つ深いメッセージや描かれた日本の姿に触れることで、多様な視点から昭和時代を見つめ直す機会になったのではないでしょうか。
時代を超えて描かれる人間の生き様、思い、葛藤…それは、現在を生きる私たちにとっても共感できる部分が多々ありますよね。また、一部の作品ではユーモラスな展開や、過去の風俗を描いた場面もあって読むのが楽しいですよね。
そんな歴史小説を読む際の楽しみ方の一つとして、作中で描かれる出来事や情景を実際に調べてみるのも面白いですよ。作者がどのような視点で、どのような描写を用いて昭和時代を再現しているのかを探るのも味わい深いですよね。
まだ読んだことのない作品があれば、ぜひ手にとってみてください。その中で新たな発見や、自分自身と向き合う力を得られることでしょう。そして、あの時代を生きた人々の様々な表情や声を感じながら、今を生きる私たちが歴史に学び、未来に繋げていく大切さを再認識できることと思います。
以上、昭和時代を舞台にした歴史小説の紹介でした。この記事が皆さまの素敵な読書ライフの一助となれば幸いです。また新たな作品を紹介する日まで、どうか素晴らしい読書時間をお過ごしくださいませ。
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