わかりやすい 徒然草の本 おすすめ6選 日本三大随筆の一つ

古代の日本の語り口で綴られた「徒然草」。あの難解な古文を現代語に訳した6冊の書籍から、皆さんにおすすめの一冊を見つけてみませんか。敬虔な僧侶が綴った人間の儚さや情緒を感じ取れる一方、日常の何気ない風景や情景を描写したエピソードに温かみを感じることができます。誰もが一度は耳にしたことがあるような名句や教訓も満載で、読むだけでなく、生活の中で役立てることもできますよ。初心者向けの訳注付きから、進んだ学習用の本まで、レベルに合わせて選べるのも魅力的。一度は挑戦してみてくださいね。
『すらすら読める徒然草』

「古典の文言(もんごん)なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて“わが徒然草”を作りあげた。総ルビつきの原文と現代語訳、そして思いを込めた解説。南北朝の乱世を生きた兼好の永遠の古典が、時代を超え「今に生きる言葉」として蘇る。
存命の喜び、日々に楽しまざらんや
著者の「心の中で鳴り続け」生き方を定めた「今を生きる言葉」
「古典の文言(もんごん)なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて“わが徒然草”を作りあげた。総ルビつきの原文と現代語訳、そして思いを込めた解説。南北朝の乱世を生きた兼好の永遠の古典が、時代を超え「今に生きる言葉」として蘇る。
はじめに
序段
1 世俗譚
第八十九段
第五十三段
第五十段
第二百三十六段
第百十五段
第四十段
第二百九段
2 しばらく楽しぶ
第七十四段
第七十五段
第百八段
第五十八段
第五十九段
3 なんとなくいい話
第三十一段
第三十六段
第六十二段
第三十七段
第十五段
第十七段
4 生死
第九十三段
第百十二段
第百五十五段
第二百四十一段
第四十九段
5 名人
第二百二十九段
第百九段
第百八十五段
第九十二段
第百十段
6 シンプル・ライフ
第百八十四段
第二百十五段
第二百十六段
第百四十段
7 一事に専念せよ
第百五十段
第百五十一段
第百八十七段
第百八十八段
第十三段
8 心のふしぎ
第百五十七段
第八十五段
第七十三段
第二百三十五段
9 よき趣味、悪しき趣味
第三十五段
第七十二段
第七十八段
第七十九段
第八十一段
第八十二段
10 美とは何か
第百三十七段
第二百十二段
11 ありがたい話
第三十九段
第六十段
第百二十四段
第百四十四段
第百九十二段
12 実践的教訓
第百二十七段
第五十五段
第百七十段
第百六十四段
第二百二十四段
おわりに
テキストと参考文献
作者 | 中野 孝次 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年11月16日 |
『徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』

作者 | 角川書店/角川書店 |
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価格 | 554円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年05月02日 |
『マンガでわかる徒然草』

本書は、兼好法師を主人公としたマンガと、解説で、徒然草を読み解き、古典として読み継がれてきた生き方のヒントを毎日の生活に生かすための本です。【今、なぜ徒然草か?】・研究者が徒然草に注目!「隠遁者だといわれた兼好像は捏造だった!」⇒実は兼好は社交性があり、自由な感性をもつ「バランス感のあるご意見番」だった。・「ゆらぎを認め、謙虚に自分らしくあろうとする姿勢」が「何事にも白黒はっきりつけなければ気が済まない」現代人の清涼剤に!⇒「お酒は人付き合いでも健康でも災いの元」と言ったり、 「月の夜にのんびりと語りながら酒を飲んで語るのは最高」と言ったり 兼好はその場に合わせつつ、自分に向き合って語ります。・「人間関係」「ほどよい仕事」「日本の美意識」「孤独のススメ」など毎日の生活が豊かになるヒントが満載!【本文より】兼好は歌人ですから恋や季節、人生への述懐も語ります。好奇心旺盛のぞき見精神で見聞きしたものを書き記します。孤独をよしとする兼好の「おひとりさま」論は現代人にこそ通じるものがありそうです。誰に読ませたいと気負ってはいない。書かねばならないなんて追い立てられてもいない。思い浮かんだことを書きたくなって心にまかせて書いてゆく。七〇〇年前に書かれたそんな古典からあなたの心にもふっと引っかかる一文が見つかるかもしれません。
作者 | あんの秀子/著 舘尾冽/著 サイドランチ/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 池田書店 |
発売日 | 2023年11月21日 |
『解説 徒然草』

作者 | 橋本武/著 永井文明/イラスト |
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価格 | 不明 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2014年09月01日 |
『しっかりと古典を読むための徒然草全釈』

作者 | 松尾,聡,1907-1997 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 清水書院 |
発売日 | 2016年03月 |
『眠れないほどおもしろい徒然草』

作者 | 板野,博行 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三笠書房 |
発売日 | 2021年03月 |
それでは、今回は「わかりやすい徒然草の本」について6つのおすすめをご紹介しました。このうち何冊かはすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。それぞれが持つ個性や解釈の幅、そして読みやすさに注目しながら選びました。どれもが私自身が読んで納得した、心に残るものばかりです。
徒然草は、日本三大随筆の一つで、その文化、思想、心情を映し出す鏡のような存在です。しかし、それは同時に平安時代の人々のありのままの人間性を描き出したものでもあります。それは言い換えれば、私たち現代人が抱き続ける人間としての基本的な喜びや悲しみ、苦悩や迷いを垣間見ることができるのです。絶妙な比喩や豊かな表現を駆使しながら、そうした普遍的なテーマに迫る彼らの解釈や考察は、私たちに新たな視点を提供してくれます。
敬愛する彼らの創作活動を通じて、私たちもまた自己を見つめ直し、自分自身と向き合う機会を得ることができます。そういった意味でも、ここでご紹介した6つの作品は、まさにその入り口となり得るでしょう。
読書は何よりも楽しみであるべきです。だからこそ、自分のペースでじっくりと読み進めていただきたい。それぞれの作品が、あなたにとってどのような形で「徒然草」の魅力を伝えてくれるのか、その発見がまた一つの楽しみとなるでしょう。
そして誰しもが感じるだろう、この時代を生きる日本人としてのアイデンティティや生き方についての洞察も、この美しい随筆から得られるかもしれません。ぜひ、心に余裕を持って手に取ってみてくださいね。それでは、素敵な読書時間をお過ごし下さい。
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