路線バスの旅を楽しめる本4選
路線バスをモチーフにした作品は思わぬ発見や人間ドラマが詰まっています。最初にご紹介する作品は、普段見過ごしがちな田舎の魅力を再発見させてくれる感動物語。次に取り上げるのは、さまざまなバスが登場する珠玉の短編集。あなたが今乗っているバスもきっとどこかの物語に出てくるはず！それからは、町の風景をバス窓から描いた美しいイラスト付き小説。読み進めていくと、あなたも乗客の一人になったような錯覚に陥るでしょう。最後にご紹介するのは、バス旅を通じて成長していく主人公の青春漫画。どれもバス旅がもたらす新鮮な風景や出逢いを描いた作品ばかりです。
『全国"オンリーワン"路線バスの旅 : 絶景、グルメ、聖地、風習…乗れば"日本の姿"が見えてくる』
| 作者 | 宮武,和多哉 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | イカロス出版 |
| 発売日 | 2020年09月 |
『シニア バス旅のすすめ』
| 作者 | 加藤佳一 |
|---|---|
| 価格 | 2112円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2022年03月01日 |
『都バスで行く東京散歩 最新版』
変わりゆく東京の、変わらない“いいところ”を求めて。都バスで行けば、降りたらすぐに目的地。五〇〇円で乗り放題の１日乗車券を使って自由気ままに乗って、降りて、また乗って。山の手、下町、商店街、銭湯、神社、仏閣、庭園、昭和の香りが残る路地裏、都電の名残、骨のある店など、個性豊かな東京を感じる旅に出ませんか。地下鉄じゃないから、階段の昇り降りもなし。車じゃないから、お酒も自由に愉しめる！あなたの知らない「東京新発見」の旅。素顔の東京に出会う旅、厳選２２コース。
| 作者 | 加藤佳一 |
|---|---|
| 価格 | 1017円 + 税 |
| 発売元 | 洋泉社 |
| 発売日 | 2018年04月 |
『東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅』
バスで突入！東京ワンダーランド！！
小説の舞台、パワースポット、観光名所……。
バスに乗れば、いつでも、誰でも、気軽に行ける。
東京ワンダーランドへ、さあ、出発！！
物を書くのが仕事なのに、家でじっと原稿に向き合うのが大の苦手ーー。
そんな作家が路線バスに飛び乗って、東京中をぐるぐる巡る。
永井荷風『日和下駄』ゆかりの地や『鬼平犯科帳』の鬼平の家を探してみたり、「お岩さんの井戸」や「平将門の首塚跡」といった怪奇スポットを訪れて、様々な邪推を重ねてみたり……。
その気になればすぐにできるのが「バス旅」一番の魅力。
数々の写真とともに、章末ではその時に乗ったバスルートも解説。
旅のお供にも最適な自由気ままな一冊。
| 作者 | 西村 健 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2023年03月31日 |
今回ご紹介した4冊の本は、どれも路線バスにまつわる魅力をさまざまな視点から描いています。一部には、実際にバスに乗り込んでその路線を旅することでしか得られない、地元ならではの風景や人々との交流が描かれている作品もあります。それを読み進めるたびに、あなたも一緒にバスに乗って、その風景を楽しんでいるかのように感じるはずです。
また、異なる視点からバスの旅を楽しむことで、単なる移動手段であるはずの路線バスが、新たな視点を提供し、日常の一部として価値を持つ存在になることが理解できます。どの作品も、読者がバスによる移動を楽しむきっかけを提供してくれるでしょう。
そして、バスの旅を通じて発見した小さな日常の驚きや感動を、きっとあなた自身の生活にも取り入れたくなるでしょう。ちょっとした日常の中に眠る、当たり前だけど、改めて考えると新鮮な風景を発見する喜び。それがバスの旅を描いたこれらの作品から得られる最大の魅力なのかもしれませんね。
それぞれの作品は、ただバスが進むだけではなく、バスがたどる路線ごとに違った風景、そこに住む人々の生活や文化、そしてその地域の魅力を描いており、バス旅がただの移動手段ではなく「旅」そのものであることを再認識させてくれます。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ手に取ってみてください。そして、実際に路線バスに乗って、あなた自身の旅を始めてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見があるはずです。それでは、あなたの素敵なバスの旅をお楽しみください。
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