実在のシリアルキラーを題材にした本10選
恐怖と興奮が同居する、本当に存在したシリアルキラーたち。彼らの残虐な犯行と冷静な狡猾さが、描かれた一冊一冊を刺激的で壮絶な物語に昇華させています。現実を超えた驚愕のストーリー感、登場人物たちの葛藤と心情描写、そして、最後のどんでん返し。そのすべてが読者を魅了し続けるのです。図書館や書店で、背筋が凍るようなスリルと迫真のリアリティを求めるなら、是非とも手に取ってみてください。それが、あなたの読書生活に新たな刺激を与えることでしょう。「実在のシリアルキラーを題材にした本」、警戒心を必要としながら、それでいてその深遠さに引き込まれる――そんな10冊をご紹介します。
『異常快楽殺人』
作者 | 平山,夢明,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 1999年08月 |
『FBI心理分析官 : 異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記』
作者 | Ressler,RobertK,1937- Shachtman,Tom,1942- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2000年12月 |
『おぞましい二人』
1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった。「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言うエドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって心底動揺させられ、描いたのが本書である。
作者 | エドワード・ゴーリー/柴田 元幸 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2010年08月03日 |
『冷血』
カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラルー。様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。
作者 | トルーマン・カポーティ |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年07月 |
『マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班』
元・FBI行動科学課捜査官が、プロファイリング手法の成り立ちや、それらが解決に導いた凶悪事件の詳細を自らの体験をもとに語る
作者 | ジョン・ダグラス/マーク・オルシェイカー/井坂 清 |
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価格 | 1056円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2017年09月07日 |
『シリアルキラーズ 女性篇』
作者 | Vronsky,Peter 松田,和也,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2017年09月 |
『現代殺人百科』
作者 | Wilson,Colin,1931-2013 Seaman,Donald 関口,篤,1930- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2004年08月 |
『子供たちは森に消えた (ハヤカワ文庫 NF 344)』
作者 | ロバート・カレン/広瀬順弘 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 |
『ジェフリー・ダーマー 死体しか愛せなかった男』
17人もの男性を自室に連れ込み、殺害。からわらに寄り添い、犯し、死体を切り刻み、頭蓋骨を抱いて寝た…より親密になるために。1991年アメリカ・ミルウォキーでひとりの青年が逮捕された。彼の名は、ジェフリー・ダーマー。端正な美青年の心の内は、その外見とは裏腹に完全に崩壊していた。
作者 | ブライアン・マスターズ/柳下毅一郎 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 原書房 |
発売日 | 1999年03月 |
『シリアルキラーズ : プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実』
作者 | Vronsky,Peter 松田,和也,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2015年11月 |
以上、世にも恐ろしい実際のシリアルキラーたちの物語を描いた10冊の本をご紹介しました。それぞれが独特の視点から、現実の世界には存在した驚愕の犯罪者たちの内面や動機、世界観を描き出しています。
これらの本を読むと、普通の日常生活の中に突如として現れる異常な犯罪の恐ろしさを再認識します。また、犯人自身が抱く歪んだ心理や混乱した感情、そして行動の背後にある社会的、心理的な影響も垣間見えてきます。これらは非日常的な出来事ではありますが、人間の心の暗部を描いている意味では、私たち自身の反省や理解を深める手がかりにもなるかもしれません。
一方で、これらが実際の事件に基づいている点は決して忘れてはなりません。犯罪者だけでなく、その被害者やその家族たちの悲劇、社会全体の震撼も思い起こさせる教訓として私たちに語りかけています。被害者に対する敬意と哀悼の意を忘れずに、心に留めておくべきことだと思います。
シリアルキラーということで一見するとグロテスクなイメージもあるかもしれませんが、それらの中に描かれる人間ドラマや社会の問題意識は決して見過ごせません。一冊一冊の本が私たちに警鐘を鳴らし、自省を促し、そして何より人間とは何か、社会とは何か、正義とは何かを問いかけています。振り返り、考え、学ぶ機会になれば幸いです。
10冊の書籍を通じて、読者の皆様が新たな視点や深い洞察を得ることができれば幸いです。しかし忘れてはならないこと、それはこれらの物語が一冊の小説の中で語られるだけでなく、実際の過去の出来事としてどこかで起こったという事実です。それが私たちに与える教訓と対話を、共に考えていきましょう。
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