中山七里の小説 おすすめ8選 映画化･ドラマ化作品も
誰もが一度は名前を聞いたことがあるでしょう、話題の作家、中山七里の小説。物語性の豊かさ、鮮烈なキャラクター達、驚きのプロット。その全てが絶妙に絡み合い、読者を深い世界観へと引き込んでいきます。そして、彼の作品の強みはなんといってもその映像化の多さ。映画になった作品、ドラマになった作品、どれも人気を博しています。ここでは、中山七里の作品の中で特におすすめの8作を厳選。それぞれの作品が独自の世界観を持ち、読むたびに新たな発見があることでしょう。どんなジャンルが好きな方でも、きっと心に残る作品が見つかりますよ。
『護られなかった者たちへ』
「あなたにこの物語の犯人はわからない」 - 中山七里
仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か？ なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか？
誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ！
第三の被害者は誰なのか？
殺害された彼らの接点とは？
第三の被害者は？
本当に“護られるべき者”とは誰なのか？
“どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作！
| 作者 | 中山 七里 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | NHK出版 |
| 発売日 | 2018年01月24日 |
『テミスの剣』
豪雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。だが５年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった！どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身の驚愕ミステリ。
| 作者 | 中山 七里 |
|---|---|
| 価格 | 847円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2017年03月10日 |
『さよならドビュッシー』
ピアニストからも絶賛！ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、１６歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。第８回『このミス』大賞受賞作品。
| 作者 | 中山七里 |
|---|---|
| 価格 | 618円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2011年01月 |
『ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人』
人には、生きる権利と死ぬ権利が平等にあるーー。安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁の敏腕コンビVS闇の医師、極限の頭脳戦が幕を開ける。大人気警察医療ミステリ、遂に映画化！
| 作者 | 中山 七里 |
|---|---|
| 価格 | 704円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2019年02月23日 |
『嗤う淑女』
大人気シリーズ第1弾、新装カバー登場！
徹夜確実！
女神なのか、悪魔なのかーー
最恐悪女度no.1小説、待望の文庫化。
中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は
従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。
美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、
それが地獄の始まりだったーー。
名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は
老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。
連続する悲劇の先に待つものは？
史上最恐の悪女ミステリー。
漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録！
| 作者 | 中山 七里 |
|---|---|
| 価格 | 763円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2017年12月05日 |
『作家刑事毒島』
| 作者 | 中山,七里 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2018年10月 |
『おわかれはモーツァルト』
| 作者 | 中山,七里 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2023年12月 |
『連続殺人鬼カエル男』
| 作者 | 中山,七里 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2011年02月 |
以上、中山七里さんの魅力がぎっしり詰まった8作品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ここで取り上げた作品はほんの一部に過ぎません。彼の作品はその豊かな想像力と緻密なプロット、独特な世界観が楽しめるものばかりです。それぞれ異なるテーマと登場人物が描かれていますが、そのどれもが読者の心に深く残ります。
また、多くの作品が映画やドラマ化されているのも中山七里さんの作品の特徴です。すでに視覚で楽しまれた方も、原作を読むことで新たな発見があるかもしれません。また、逆にまだ映像作品を観ていない方は、まずは原作を楽しんでから映画やドラマを観ることで、自分だけの世界を広げることができるでしょう。
中山七里さんの作品は幅広い読者に愛され続けています。映像作品として楽しんだ方、今回の紹介をきっかけに初めて読む方、様々な角度からその魅力を再発見していただけたら幸いです。
一度読んでみて心に残ったフレーズやエピソード、考えさせられたテーマなど、きっと自分だけのお気に入りが見つかるはずです。あなた自身の手でそのページをめくり、一つ一つの言葉を味わってみてください。想像力を刺激し、時には考えさせてくれる中山七里さんの作品。これらを通じて、素晴らしい読書時間を過ごせることを心から願っています。
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