これまでの紹介で、それぞれが親しみやすい文体で、また実践的なアドバイスが満載で、創業家や新規開業を目指す方々にとって役立つ4冊をご紹介しました。新しい事業を始めるというのはまさに冒険です。目指す方向は見えていても、道のりは石だらけだったり、分かれ道だらけだったりします。そのような難路を進む時、一歩もためらわず前に進むためには確固たる知識が必要です。

今回ご紹介したそれぞれの本は、自分で会社を設立するという大きな決断を下す皆さんが、適切な判断と冷静な行動ができるように支えてくれるでしょう。ピンポイントで必要な情報を引っさげてくるガイドブックとなるでしょう。当然全てを網羅しているわけではなく、実際の経験がもっとも良い教師であるということは忘れてはいけませんが、さまざまな局面での困ったときのヒントを与えてくれることでしょう。

「株式会社の設立」と一見難しそうなテーマに取り組む皆さんには、きっと大いに勇気づけられると思います。読み終えた後には「もう一度挑戦してみよう」と思えるような力をもらえるはずです。そして、どの本も具体的な手法やノウハウを載せているので、まさに現場で活用できる助けになること間違いなしと言えるでしょう。

皆さんが今、抱えている不安や疑問、そして夢や情熱を形にする一端を、今回ご紹介した4冊の本が背中を押してくれることでしょう。逆境も挫折も成長の糧として、皆さん自身のステキな未来を築き上げて下さい。その一助となればとても嬉しく思います。これからの皆さんの活躍を、心よりお祈り申し上げます。