女王陛下と呼ばないで シリーズ
女王陛下のルールと言えば世界制覇、常識破りの冒険が始まりますよ。そう、基本はハイソな女王様とダメダメな従者のコメディですが、ええ、ただのコメディじゃないんです。伝説の秘宝を巡る戦いや仲間との絆、描かれていく心の葛藤、全てがドラマティック。読めば読むほど女王様への想いが深くなり、思わず「陛下！」と叫んでしまうこと間違いなしですよ。刺激的かつ笑えるエピソードがギッシリ。うーん、でもあんまり敬称がいっぱいあるとなんか違う感じがするかも、って思う人も安心。この作品、それが新しい風味を加えてくれるんです。だから皆さんも、是非、挑戦してみてくださいね。
『女王陛下と呼ばないで 1』
リンドール王国の名門、ファネル公爵家の一人娘フランチェスカは
チェス大好き、おうち大好きなひきこもり。そんな彼女の日常は
最愛の祖父である国王の急逝とともに風雲急を告げるーー
「君を次期女王候補に指名する」
遺言で王国初となる女王候補に指名されて大慌て！
そんな重責、絶対に担いたくないーー!!
貴公子たちとの王位争いで放つ、起死回生の一手はーー!?
| 作者 | 轟斗 ソラ/柏てん/梶山 ミカ |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年08月05日 |
『女王陛下と呼ばないで = PLEASE DON'T CALL ME QUEEN! 2』
| 作者 | 轟斗,ソラ 柏,てん |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年03月 |
『女王陛下と呼ばないで 3』
王国を揺るがしたモラン侯爵家のスキャンダル後、
祖父の遺言で国王の座をかけ争った貴公子3人から
女王陛下に指名されたフランチェスカ。
リンドール王国史上初の女王戴冠への準備が着々と進められる一方、
今だその覚悟を持てないまま悩むフランのもとに
社交界の華と噂の伯爵から舞踏会への招待状が届いてーー!?
| 作者 | 轟斗 ソラ/柏てん/梶山 ミカ |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年11月17日 |
『女王陛下と呼ばないで 4』
バートレイ伯爵が性別を偽っていることに気づき、指摘したフランチェスカだったが、
「こんな方法しか選べなかったーー」というアスコットの魂の慟哭は、
フランの胸に深く突き刺さった。
貴族社会が女性にとって厳しく、残酷であることを再確認したフランは、
現実から目を逸らすことを止めて女王になる決意を固めるーー！
| 作者 | 轟斗 ソラ/柏てん/梶山 ミカ |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年09月05日 |
『女王陛下と呼ばないで（1）』
名君が治めると有名なリンドール王国で、国王の孫娘の私・フランチェスカはチェス大好き、おうち大好きなひきこもり。
しかし祖父が急逝、遺言で女王候補に指名されていた。
パニックの私の前に現れたのは王様候補の貴公子達ーー華やかで俺様なスチュワート、頭脳派のシアン、騎士団長のアーヴィン。
ぜひ彼らの中から王様を！ と奮闘するけど空回り。しかも「女王陛下に忠誠を」ってそれ誓約ですか？ 求婚ですか？
平穏な日常を取り戻せ！ ひきこもり姫の決死の抵抗の行方はーー？
| 作者 | 柏てん/梶山 ミカ |
|---|---|
| 価格 | 660円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2017年08月31日 |
この度、ご紹介させていただいた作品は、肩ひじ張らない読み口と、軽快な筆致が魅力。出たとこ勝負のヒロインの活躍に、毎回胸が躍りますし、彼女の人間らしさに引き込まれますよね。端麗な容姿に秘められた意外な素顔や、度々見せる気まぐれな一面には、きっと多くの読者がキュンとしてしまいます。
特筆すべきは、女性キャラクターたちの描かれ方でしょう。それぞれが個性豊かで魅力的なのはもちろん、彼女たちの関わり合いや微妙な距離感が見事に描かれていて、ストーリーの満足感をさらに高めてくれます。また、物語が進むにつれて描かれる登場人物たちの成長も見逃せません。只者ではない彼女たちの日常と、その中で見せる微笑ましい交流に、きっとあなたも心奪われることでしょう。
その他、豪華絢爛な舞台設定や、緻密に描かれたストーリーラインも魅力の一つ。細部に至るまで丁寧に描かれていて、それぞれが物語の一部となっています。ページをめくるたびに、新たな発見があるかもしれませんよ。
さて、一度読んだだけでは全てを理解することは難しいかもしれません。しかし、その分二度三度と読み返せば、作品の深層に気づく喜びが味わえるはず。また、同じシーンを読み返す度に新たな感情が湧き上がるその感動は、まさにこの作品ならではの魅力と言えるでしょう。
きっと何度でも読み返したくなる、そんな作品ですから、あなたの気に入ったキャラクターやエピソードが見つかったら、思い切って推しを愛でるのも良いかもしれませんね。それでは、次回もお楽しみに。
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