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石原四兄弟が共著の紹介でテレビ番組に出演しているのを見て逗子海岸に太陽の季節碑があるのを知った。有名な作品なのにストーリーさえ知らなかったことに気がついて文庫を手に取った。
意外なことに「太陽の季節」は短編。主人公は弟で、兄とヨットを整備したり、街で知り合った女性とヨットで海に出たり、裕次郎を思わせる。作品が書かれた当時の昭和30年代、高校生はまだエリート的な階層の若者たちだったんだと思うけれど、リメイクで映画化するのも難しいようなその自由奔放さにびっくりさせられる。












