坂の上からみおろせば、ぼくのすんでる町がみえる。どれもみんなおなじようないえばかり。もうちょっとへんないえがあってもいいんじゃない？
たとえば、水をかけるとくずれる「すなのいえ」や、引っこしするときにころがせる「まるいいえ」があったらたのしそう。
いえにかえると、おふろにいれてくれて、ごはんもたべさせてくれる「ぜんじどうのいえ」は、なんでもやってくれるから、らくちん！
夜になってさんぽにでかけた「ぜんじどうのいえ」。ところが、ぜんじどうのかぎが、いたずらコンドルにぬすまれた。みつけだして、とりかえさなきゃ！
大人気「ぼくの」シリーズ第6弾！ 奇想天外な物語に緻密な絵、さらには絵さがしも楽しめる、遊び心満載のシリーズです。子どもたちに「こんな家があったら住みたいな！」と、想像をふくらませながら読んでほしい一冊です。
シマエナガ
『ぼくのいえ』は、「こんないえにすみたい！」という子どもの夢をのびのび描いた絵本。大きないえやちいさないえ、水族館のようないえまで、ユーモアたっぷりのアイデアがページいっぱいに広がります。細部まで描き込まれた絵には新しい発見があり、何度読んでも飽きません。自由な発想をそのまま楽しめる展開は、子どもの想像力を刺激し、大人にとっても原点を思い出させてくれます。親子で「どんないえに住みたい？」と語り合える楽しい一冊です。
