『やなせたかしの素顔 のぶと歩んだ生涯』を拝読し、やなせたかしさんの創作の源泉には、妻であるのぶさんの存在が不可欠であったことを深く感じました。
アンパンマンという国民的キャラクターを生み出した背景には、のぶさんの温かい眼差しと、共に苦難を乗り越えてきた強い絆があったのですね。
本書では、やなせさんの繊細な感受性や、戦争体験から得た深いメッセージ、そしてユーモアのセンスといった多面的な魅力が、のぶさんとの日常を通して生き生きと描かれています。
華やかな活躍の陰にあった苦労や葛藤も率直に語られており、お二人の人間味あふれる素顔に触れることができました。
のぶさんの献身的な支えがあってこそ、やなせさんは自身の才能を存分に開花させることができたのだと改めて感じ入りました。
読後、私も身近な人との関係を大切にし、互いを支え合いながら生きていくことの尊さを再認識しました。