プログラマーの鈴木一郎。
彼は過酷な仕事のあまり、失踪してしまった後輩の後始末をする為、休日出勤していました。
徹夜で仕事を終わらせ、そのまま会社で眠りについた鈴木。
ふと目を覚ますとそこは荒野でした。
そんな状況からストーリーは始まります。
主人公は夢だと思って、後先考えない行動をとり、天変地異を起こしてしまいます。
天罰なんでしょうか、自ら起こした天変地異に巻き込まれて気絶してしまいます。
気絶から目覚めても夢から覚めることはなく、異世界で『サトゥー』として冒険していくことになります。
鈴木なのにサトゥー。この辺から主人公ののほほんとした性格が窺えます。
早い段階で、この世界が夢か異世界かどうかは考えない! と決めてしまいます。
普通に行動するだけで、どんどんスキルを獲得していく主人公のチート具合は、なんでもあり過ぎて清々しいくらいです(笑)
この作品は女性キャラが多く登場します。
基本的に主人公パーティーはハーレム構成です。
物語途中でリザ、ポチ、タマと可愛らしい女の子達を奴隷として従えるのですが、主人公がのほほんとしているので、いやらしい展開には一切ならないです。
本書の後半で悪魔と戦うことになるのですが、まだチート性能を使いこなせていないので、手に汗握る展開になってます。
伏線も有り、読み進めていくと、ここで繋がるのかと思うポイントが複数あります。
読み応え十分なストーリーなので、読み始めると止まらなくなる作品です!