85巻の見どころはなんといっても緋色シリーズです。
57~58巻で描かれていた赤と黒のクラッシュシリーズの種明かし編とも言えます。
赤井秀一についてFBIに探りを入れていた安室透が、ついに楠田陸道の拳銃自殺の事実を知ります。
これはFBI(とコナン)しか知り得なかった情報で、かつ、赤井が生存しているという推理を組み立てるために必須の情報でした。
それを知った安室がどう推理してどう動くのか…という流れです。
約30巻越しの展開なので、テンションが上がらないわけがない!
ということで、個人的には大好きなシリーズです。
アニメでは微妙にカットされていた文章もあったので、そういう意味でも要チェックだと思います。
ちなみに「緋色の序章」は84巻収録なので、前巻と合わせて読むのがおすすめですよ。
他に、太閤名人の名人戦シリーズも収録。
由美のために頑張る棋士モードの羽田秀吉がかっこいいです。
この2人も中々スムーズに進まない関係な感じがしますが、そこがまた良いですね。