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常連客が来なくなったことをきっかけに、進路、恋愛、家族への不満や秘密が少しずつあぶり出されていきますが、
どの兄妹も決して完璧ではないからこそ、その悩みや葛藤がすごく身近に思えました。 
「家族を卒業する」というコピーの通り、
みんながそれぞれの場所へ歩き出していくラストには、寂しさと同時に静かな希望もあって、
読後、星空とあたたかいシチューの匂いを思い出したくなる一冊でした。
東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。
常連客が来なくなったことをきっかけに、進路、恋愛、家族への不満や秘密が少しずつあぶり出されていきますが、
どの兄妹も決して完璧ではないからこそ、その悩みや葛藤がすごく身近に思えました。 
「家族を卒業する」というコピーの通り、
みんながそれぞれの場所へ歩き出していくラストには、寂しさと同時に静かな希望もあって、
読後、星空とあたたかいシチューの匂いを思い出したくなる一冊でした。