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戦後の日本で教育を通じて未来を切り開こうとする人々の姿を力強く描いた物語です。主人公の情熱や葛藤、時代の変化が丁寧に描かれ、家族や友情の絆も深く感じられました。歴史の波に翻弄されながらも、希望を持って歩み続ける姿に心を打たれる一冊です。
昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。
戦後の日本で教育を通じて未来を切り開こうとする人々の姿を力強く描いた物語です。主人公の情熱や葛藤、時代の変化が丁寧に描かれ、家族や友情の絆も深く感じられました。歴史の波に翻弄されながらも、希望を持って歩み続ける姿に心を打たれる一冊です。