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太宰の代表作、人間失格の直筆原稿の全ページが載っている。
彼の手書き文字はきっちりした楷書で、ひらがな同士が縦にに繋がる事もないから読みやすい。
駅を停車場と直したり、主語を私から自分に直すなど細かい修正点を探して完成までの過程を楽しみたい。
本書は、太宰治の代表作「人間失格」の直筆原稿を、写真版で完全収録したものである。この「人間失格」の直筆原稿は、太宰の死後、遺された家族の手で、太宰本人が愛用した着物の生地を使い表装された和綴じ本四冊から直接撮影したものである。今回その原稿が寄贈されている日本近代文学館(東京都目黒区)の協力により、従来綴じ込まれていて見ることのできなかった部分の撮影にも成功。本書をひもとけば、誰もが原稿用紙の全体を閲覧でき、太宰本人の訂正、書き込みのすべてが見られるようになった。「人間失格」はもう活字では何度も読んだ、初めてだがこの機会に読んでみたい、久しぶりに読んでみようか、本書はあらゆる読者のニーズに「直筆」で応える一冊である。
太宰の代表作、人間失格の直筆原稿の全ページが載っている。
彼の手書き文字はきっちりした楷書で、ひらがな同士が縦にに繋がる事もないから読みやすい。
駅を停車場と直したり、主語を私から自分に直すなど細かい修正点を探して完成までの過程を楽しみたい。