◆第一句集
思えば喜美さんは、自分自身に拘りながら、その自分を超えるべく千里先を遥かに望んで俳句を探求する人であった。
序より・小川軽舟
◆自選十五句
戦争が無かつたやうに目借時
舟べりは水ばかりなる大暑かな
鳩尾に立見の手摺春隣
水面見て誰も老人原爆忌
山吹や雨の堅田の佃煮屋
冷えし鼻突き出してゐる世間かな
散る桜海に届かず殯(かりもがり)
指すでにつまむ形や蝶に寄る
雨粒にいちいち応ふ春の水
螢追ひ肘雫せるこの世かな
日盛りや川は木陰に潤へる
アップル社遍(あまね)はる世や初電車
旅券に判押して皓歯や星涼し
茄子の花間に合はぬこと間に合はす
宿直の娘に持たせ晦日蕎麦
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