後半も期待通り。重松清の作品の中でもお気に入りベスト3に入る完成度!
物語の舞台は北海道だが、北海道だからこその話のよさがあります。
そして何よりも、仲間との友情もテーマのひとつだが、学生時代の友情の形と大人になってからの友情の形の違いはあっても、変わらないものもあり、それが読んでいて感動的でした。
苦しみ、傷つき、やがて輝く星になる。壮大な命の物語
ぼくはゆるしてもらえるんでしょうか。
ゆるされて、しぬことができるんでしょうか。
29年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。
第十一章 夜空
第十二章 恵理
第十三章 嵐
第十四章 敏彦
第十五章 東京
第十六章 楽園
第十七章 星に願いを
終 章
後半も期待通り。重松清の作品の中でもお気に入りベスト3に入る完成度!
物語の舞台は北海道だが、北海道だからこその話のよさがあります。
そして何よりも、仲間との友情もテーマのひとつだが、学生時代の友情の形と大人になってからの友情の形の違いはあっても、変わらないものもあり、それが読んでいて感動的でした。