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未来の自分を信じて必死に生きようとする章子と、どこか冷めた視線で世界を見ている亜里沙。
二人の少女と、その周りの大人たちの視点が少しずつ重なっていくにつれて、「加害者」と「被害者」を単純に分けられなくなっていく構成が本当に苦いです。 
それでもラスト近く、彼女たちが“助けてくれる大人”を探しに行列に並ぶ場面には、かすかな光も感じました。
救いと同じくらい後味の悪さも残るのに、「それでも未来を信じてみたい」と思わせる、湊かなえさんらしい一冊だと思いました。












