イヤミス作品
交際してた男の家族3人を放火で命を奪った
女性死刑囚 田中幸乃
幼少期から成人までに関わった人々が
幸乃について語る
特に読んでてきつかったのが幼少期の
幸せだった期間
幼くも可愛らしく描かれていた
しかし、母親が事故でなくなり
父親は心が壊れてしまう
母も父もお互いに再婚で幸乃は母の連れ子でもあり、
そういった背景もあり、父親は幸乃を殴ってしまう
そこから歯車が狂う
ここで父親がしなくてはいけなかったのは、
辛くても子供達を護ることだったのだと思う。
歯を食い縛って一緒に生きることだったのだ。
それが責任なのではないかと、そう思わされた