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「与えること」が人間関係や社会の基盤になっているという視点に深く心を打たれました。効率や損得ばかりが重視されがちな現代において、贈与という静かな力が持つ豊かさに気づかされます。信頼やつながりを育む温かな価値観に触れ、心がやさしくなる一冊でした。
2020年最有望の若き哲学者、「希望」のデビュー作
一見当たり前に存在しているこの「世界」の成り立ちを、「贈与」や「言語」、「常識」の成り立ちを通して説き起こした鮮烈なデビュー作。人間の「こころ」の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある。ウィトゲンシュタインと小松左京の本書を通しての出会いは思考世界における一つの「事件」。社会の見え方を一変させ、前向きに生きるために、この本を処方せよ!
ーーー茂木健一郎(脳科学者)
「与えること」が人間関係や社会の基盤になっているという視点に深く心を打たれました。効率や損得ばかりが重視されがちな現代において、贈与という静かな力が持つ豊かさに気づかされます。信頼やつながりを育む温かな価値観に触れ、心がやさしくなる一冊でした。