タイトルを見て「どういうことだ? 」と困惑した方はいらっしゃいませんか?
大丈夫です、私も意味がよくわからなくて困惑しました。
物語は現代のある一場面から始まります。
乙女ゲーム好きの小林さんと、その小林さんが好きな遠藤君は放送部に所属しています。
なんやかんやあり、二人で実況解説をしながら乙女ゲームをプレイすることに。
そのゲームに登場するのが、リーゼロッテというツンデレ悪役令嬢です。
遠藤君と小林さんが色々と言い合いながら順調にプレイを進めていると、なんとその声がメインヒーローのジークファルドに届いていて…。
これまたなんやかんやあり、二人はジークファルドを声で導きつつ、リーゼロッテを破滅の運命から救おうと決意するのです。
いわゆる悪役令嬢ジャンルの本作ですが、物語はリーゼロッテ以外の視点で進んでいきます。
またゲーム内の恋愛模様だけではなく、現実の遠藤君と小林さんの恋愛模様も描かれていくという、一石二鳥な感じになっています。
1番の魅力は、やはりリーゼロッテのツンデレぶりでしょう。
ツンデレだと気付いてしまえば、あまりにもわかりやすい彼女の行動は、見ているだけでほのぼのとした気持ちになります。
コミカライズ版も出ているので、そちらも含めておすすめですよ。