ありがとう
0
吉崎久博さんと烏鷺クオリティラボによる本書は、まさに駄洒落の宝庫です。
ページをめくるたびに現れる、クスッと笑える、時には「やられた!」と思わず膝を打つような100個の駄洒落は、日々の生活にちょっとしたユーモアを添えてくれます。
著者の軽妙な語り口と、駄洒落に込められた言葉遊びの奥深さに感銘を受けました。
単なる言葉の引っ掛けだけでなく、発音や意味合いを多角的に捉えることで生まれる面白さは、日本語の豊かな表現力を改めて教えてくれるようです。
肩の力を抜いて楽しめる一冊でありながら、言葉に対する新たな視点を与えてくれる、そんな魅力的な本でした。
読後には、私も日常会話の中で駄洒落を探してみようという、ささやかな楽しみが生まれました。
ユーモアはコミュニケーションの潤滑油になると言われますが、本書はまさにその効能を体感させてくれる一冊です。