温かく優しいメッセージが詰まった作品だと感じました。言葉で気持ちを伝えることの大切さや、相手を思いやる心が丁寧に描かれており、読むだけで心がほっとします。特に、言葉にすることが苦手な子どもたちにも寄り添うような内容で、コミュニケーションの大切さを改めて考えさせられました。シンプルながら深みのある絵本で、子どもにも大人にも響く一冊でした。
もし、きょうだいが重い病気になったら……?
実話をもとにした家族のおはなし
あゆみには ひとつ年下の いもうとがいます。
いもうとのかおりが あゆみの大切なくまちゃんと あそんでいます。
「あっ! だめ! かえして!」
かおりはぎゅっとにぎって はなしません。
「もー、どうしたの? またけんか?」おかあさんがきて いいました。
「かおりちゃんなんて だいっきらい! あっちいって!」
泣いているかおりを おかあさんがなぐさめていると……
「あれ? これなにかしら?」
かおりの目の様子が いつもとちがうことに気がつき
おかあさんは 大いそぎで病院へ行きました。
次の日から、いもうとにも両親にも会えない……
私のせいなの?
病気や障害を持つきょうだいがいる子どもが、自分のこころとどう向き合うか?
葛藤の中で主人公が成長していく過程を、実話をもとに描いた絵本です。
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